どんな病気?
ウイルスが胃腸に感染して、嘔吐や下痢、発熱を引き起こします。俗に「おなかのかぜ」といわれます。症状
嘔吐からはじまり、しだいに下痢が生じます。下痢は水様性の、つぶつぶが混じった消化不良便で血液は混じりません。脱水症状がすすめば元気がなくなり、ぐったりしてきて、尿の出が悪くなります。
原因
ロタウイルス、ノロウイルス、アデノウイルスなどが原因です。
治療
嘔吐の強い場合は、絶食して水分を少量ずつ与えます。下痢がひどい時期には、乳幼児用のイオン飲料や野菜スープ、みそ汁のうわずみ、3分の2に薄めた母乳やミルクなどを与えます。症状が強い場合には点滴をします。
家庭でのケア
乳幼児用のイオン飲料のかわりに、家庭では湯ざまし1Lに塩2g、白糖40gを入れ、果汁をたらして、カリウムと香りをつけて、同じようなものをつくることができます。
下痢がおさまってきたら、おかゆやうどん、パンがゆなど、消化のよいものを与えます。とくに乳幼児では、脱水症状の進行に注意し、ぐったりするようなら、早めに受診させます。
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