慢性肉芽腫症(まんせいにくげしゅしょう)

どんな病気?


先天的に好中球の殺菌能力が低下しているため、細菌感染をくり返す病気。白血球機能異常症ともいいます。

症状


乳児期から、おできなどの皮膚の化膿性病変、中耳炎(「中耳炎」)、肺炎(「肺炎」)、リンパ節炎(「化膿性リンパ節炎」「亜急性壊死性リンパ節炎」)、肛門周囲膿瘍(「肛門周囲膿瘍」)などの感染症をくり返します。

原因


好中球は活性酸素によって食べた細菌を殺菌しますが、この病気では先天的に活性酸素をつくる能力が弱く、細菌感染をくり返します。

治療


抗生物質の投与で個々の感染症はある程度治療できます。しかし、耐性菌、真菌などによる感染を起こすと、治療が困難になります。根本的には骨髄移植が必要です。

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