心の専門科でよく出される薬(こころのせんもんかでよくだされるくすり)

抗精神病薬(メジャー・トランキライザー)


どんな薬? 幻覚や妄想を抑え、興奮や攻撃性、不安や焦燥感をやわらげる作用があります。おもに統合失調症躁うつ病人格障害などの治療に用いられます。
副作用は? 眠気や倦怠感、舌のもつれ、からだがなめらかに動かないなどの症状がでることがあります。薬を変えたり、副作用の症状をやわらげる薬を併用します。

抗不安剤(マイナー・トランキライザー)


どんな薬? 不安や焦燥感を抑え、精神的・身体的な緊張をやわらげます。うつ病神経症心身症のほか、不安症状の強くでる精神疾患に広く用いられます。
副作用は? 眠気やめまい、集中力の低下や倦怠感などがあらわれることがあります。その場合、薬の効果が得られる範囲で量を減らしてようすをみます。

抗うつ剤


どんな薬? 落ち込んだ気分を軽くして、やる気を高める作用があります。うつ病、躁うつ病をはじめ、不安神経症や脅迫神経症、摂食障害などにも用いられます。
副作用は? 目のかすみや口の渇き、便秘、排尿障害などが起こることがあります。薬の量を減らしたり、副作用の症状をやわらげる薬を併用します。

睡眠薬


どんな薬? 鎮静・催眠作用があり、睡眠障害や不眠をともなう精神疾患に広く用いられます。不眠のタイプによって、効果の持続時間が異なる薬を使い分けます。
副作用は? 現在主流のベンゾジアゼピン系の睡眠薬は、習慣性になりにくく安全性が高められていますが、口の苦みやだるさが現れることがあります。

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