X線検査
検査の内容
X線を照射して人体内部を透視したり撮影する検査。単純X線検査のみで検出できるがんは少ないが、造影剤を投与（経口、経血管など）することで、より多くのがんを検出できる。
対象となるがん
肺がん、骨腫瘍、消化器がん、肺がん、骨腫瘍、消化器がん
マンモグラフィ（乳腺撮影）
検査の内容
乳房専用のX線撮影法。上下方向、および側面方向から圧迫を加えた乳房を、X線を用いて撮影する。
対象となるがん
乳がん
CT検査（コンピュータ断層撮影）
検査の内容
X線の情報をコンピュータ処理することにより、からだの病変を輪切りにして横断像を見る。
対象となるがん
すべてのがん
MRI検査（磁気共鳴画像撮影法）
検査の内容
磁気と電波を使い、からだの断面図を見る。縦、横、斜め方向から体内を撮影することができるため、がんの位置が正確に把握できる。X線を使わないので被曝の心配がない。
対象となるがん
すべてのがん
RI検査（シンチグラフィー）
検査の内容
静脈注射により、アイソトープ（放射線同位元素）を体内に注入し、がんと結合した放射性物質の放射能を検出し、画像診断する。
対象となるがん
肝がん、骨軟部腫瘍、骨へのがん移転、甲状腺がん
超音波検査（エコー検査）
検査の内容
超音波をからだにあて、体内の組織や臓器にぶつかって反射してできる反射波（エコー）を画像化して、腫瘍の存在をつかむ。
対象となるがん
乳がん、甲状腺がん、胆がん、肝がん、膵がん、腎がん、卵巣がん
内視鏡検査
検査の内容
先端にレンズとランプを装着した細い管を体内に挿入して、病変を観察する。カメラをつけると撮影やビデオに記録できる。体内を直接見られるので、がんの早期発見に役立つ。
対象となるがん
消化管のがん、肺がん
病理学的検査
検査の内容
対象となるがん
すべてのがん
腫瘍マーカー
検査の内容
腫瘍マーカーというのは、がん細胞が分泌する特異物質。がんが発生すると、血液中の腫瘍マーカー値が高くなり、がんの診断に役立つ。
対象となるがん
大腸がん、卵巣がん、膵がん、肝がん、その他多数。
PET（ポジトロン断層撮影法）
検査の内容
X線CTのような装置で全身を輪切り、縦切りの断層画像にして検査する方法。小さいがんや転移の有無の確認が容易。
対象となるがん
肺がん、悪性リンパ腫、がん転移など、多数。
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