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よく扁桃が腫れる。熱を出す。アデノイドや口蓋扁桃の手術が必要?

よく扁桃が腫れる。熱を出す。アデノイドや口蓋扁桃の手術が必要?

アデノイドの生理的肥大は5~6歳、口蓋扁桃肥大はそれより3~5年遅れてピークとなり、それをすぎると自然に小さくなります。アデノイドや口蓋扁桃肥大の手術は日常生活の改善を目的としたもので、生命にかかわるものではない場合がほとんどのため、主治医とよく相談しましょう。

2018-12-05更新

アデノイド_口蓋扁桃の切除

のどのしくみとはたらき

一般に、のどと呼ばれる部分を「咽頭」といいます。空気を出入りさせる気道と、食べ物を通過させる消化管の2つのはたらきがあります。
咽頭は常に病原微生物にさらされているため、咽頭には多数のリンパ組織が存在します。これを「扁桃」といい、上咽頭には咽頭扁桃(アデノイド)や耳管扁桃、中咽頭には口蓋扁桃、舌扁桃などがあります。

扁桃は、病原微生物を防御する役割と、感染にさらされるという二面性があります。子どもが大人にくらべて扁桃が大きい理由は、体の免疫機能が未熟なので、扁桃が発達してウイルスや細菌からからだを守ろうとするためです。しかし、学童期をすぎるころには免疫機能が発達するため、自然に小さくなります。

のどの構造(咽頭・喉頭)

アデノイド肥大とは?

アデノイドが肥大すると、鼻づまり、口呼吸、いびき、鼻声などがみられます。また、鼻閉による口呼吸のためや直接冷たい空気を吸い込み、しばしば夜間に強いせきがみられます。いびきの原因にもなり、呼吸がしにくくなることもあります。乳児では、ミルクが飲めなくなることもあります。
問題になるようなアデノイド肥大は体質的なものですが、一部は感染による炎症が関係しています。

口蓋扁桃の炎症で起きる扁桃炎

ウイルスや細菌の感染により口蓋扁桃に炎症が起こると、痛みや発熱がみられます。これが扁桃炎です。
扁桃炎は単独で生じることはなく、通常は咽頭炎の炎症が口蓋扁桃まで広がってできたものです。口蓋扁桃の表面に発赤が強くみられるもの、扁桃の表面のくぼみに分泌物がたまり、黄白色の点がみられるもの、扁桃表面に灰白色の膜がみられるものもあります(偽膜性扁桃炎)。

手術の対象となる場合

アデノイドなら、呼吸困難がひどいときや睡眠時無呼吸症候群が起きるようなとき、口蓋扁桃なら、ひんぱんに扁桃炎をくり返すときに手術が検討されます。

ただ、アデノイドや口蓋扁桃を摘出した後、かぜをひきにくくなるというデータはありません。また、アデノイドの生理的肥大のピークは、5~6歳、口蓋扁桃肥大はそれより3~5年遅れるといわれ、それをすぎると自然に小さくなります。
手術については主治医とよく相談しましょう。

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