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アレルギー体質で妊娠。食事内容&服用薬の赤ちゃんへの影響は?

アレルギー体質で妊娠。食事内容&服用薬の赤ちゃんへの影響は?

食物アレルギーなどのアレルギー体質は、高い確率で子どもに遺伝すると考えられています。親がアレルギー体質である場合、妊娠中に原因となる食べ物を除去する食事制限は必要なのでしょうか?妊娠中にアレルギーの治療薬を服用する際の注意点も紹介します。

2018-06-17更新

アレルギーの赤ちゃんへの影響

妊娠中の食生活と子どもの「食物アレルギー」の関係

アレルギーを引き起こす要因として、生活習慣や環境のほかに遺伝があります。夫婦とも、または夫か妻のどちらかがアレルギー体質の場合、高い確率で子どもに遺伝すると考えられています。そのため、我が子も自分と同じアレルギー症状を起こしたらどうしようと悩む方も少なくありません。

「妊娠中に卵をたくさん食べると、赤ちゃんが卵アレルギーになる確率が高くなる」などという話は、ママどうしの会話でよく耳にすることがありますが、妊娠中の食生活が子どものアレルギーに影響することはあるのでしょうか。

「日本小児アレルギー学会」が発表した『食物アレルギー診療ガイドライン2016』によると、「食物アレルギーの発症予防のため、妊娠中や授乳中に母親が特定の食物を除去することは、効果が否定されている上に母親の栄養状態に対して有害であり、推奨されない」とのこと。

ただし、妊娠中に食物制限をしたほうがいいかどうかは、医師によっても意見がちがうところ。重症のアレルギー体質の人は、主治医とよく相談しましょう。

妊娠中の気がかりはアレルギー治療薬の服用

また、自分自身にアレルギー症状があり、これまでアレルギー治療薬を使っている場合は、妊娠を意識した時から「服用している薬の赤ちゃんへの影響」が気になるものです。

アレルギー症状で病院を受診している場合は、妊婦健診で産婦人科の医師に伝えるとともに、皮膚科などのかかりつけの医師にも妊娠中に服用が可能な薬かどうか判断を仰ぎましょう。市販薬を使っている場合は、自己判断をせずに必ず産婦人科の医師に確認します。

妊娠中にアレルギーの治療薬を服用する際の注意点をまとめていますので、参考にしてください。

【花粉症などのアレルギー性疾患】
妊娠中は抗アレルギー剤は使えません。薬を止めると症状が強く出るときは点鼻薬や点眼薬を使います。ステロイドが入ったものを処方されることもありますが、用法・用量は必ず医師の指示を守ってください。

【アトピー性皮膚炎】
ステロイドの外用薬は、妊娠中に使ってもまず問題ないと考えられますが、外用薬でも大量に使用している方、強い薬や抗アレルギー剤を服用している方は、必ず医師に相談してください。

【じんましんや湿疹など】
妊娠中でも使える抗ヒスタミン剤を用いることがありますが、長期間は服用できません。内服薬より外用薬のほうが安心です。

ただし、赤ちゃんへの影響が気になるからと、自己判断で薬を止めるのはよくありません。主治医とよく相談して不安を取り除き、少しでも快適な妊娠生活を送れるようにしましょう。

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