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日本人の3分の1が高血圧に該当!「若年性高血圧症」にも要注意

日本人の3分の1が高血圧に該当!「若年性高血圧症」にも要注意

「高血圧=高齢者の病気」と思いがちですが、若い女性でも「妊娠高血圧症候群」や「若年性高血圧症」のリスクがあります。高血圧は初期症状に気づいて生活習慣を見直すことが大切です。高血圧の原因と気になる症状をチェックしておきましょう。

2019-04-14更新

高血圧

高血圧の診断基準をチェック!140mmHgがボーダー

生活習慣病の中でも、もっとも罹患者数の多い「高血圧」。最高血圧(収縮期血圧)と最低血圧(拡張期血圧)の両方、またはどちらかが正常値よりも高い状態を「高血圧」といい、血圧の数値に応じて以下のように分類されます。

・第1段階(軽症)
収縮期血圧140~159mmHgまたは拡張期血圧90~99mmHg
・第2段階(中等症)
収縮期血圧160~179mmHgまたは拡張期血圧100~109mmHg
・第3段階(重症)
収縮期血圧180mmHg以上または拡張期血圧110mmHg以上
※収縮期血圧と拡張期血圧が異なる分類に入る場合は、高いほうの分類を採用する。
※WHO:世界保健機関、ISH:国際高血圧学会

若い女性も「妊娠高血圧症候群」や「若年性高血圧症」に注意

厚生労働省が発表した「平成29年国民健康・栄養調査」の結果によると、収縮期(最高)血圧が 140 mmHg 以上の人の割合は、男性が37.0%、女性が27.8%で、日本人の約3人に1人が高血圧であることがわかります。

「女性は妊娠後期に「妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)」のリスクが高いことが知られていますが、最近はストレスや食事内容などの影響で若い人の高血圧(若年性高血圧症)も増えており、妊娠中以外でも注意が必要です。

高血圧は生活習慣や遺伝要因による発症する「本態性高血圧」と他の疾患が原因で血圧が上昇する「二次性高血圧」があり、若年性高血圧症は二次性高血圧が多いのが特徴です。原因疾患としては、クッシング症候群、甲状腺機能低下症、睡眠時無呼吸症候群など、さまざまな病気が知られており、原因を特定し適切に治療することが重要です。

高血圧の症状はコレ!生活習慣の見直しを

高血圧は症状に気づきにくく、健康診断などの血圧検査で発見されるケースも多いもの。しかし、高血圧の状態で放置すると、脳や心臓、腎臓、目などの血管に重大な合併症を起こし、脳梗塞や心不全、心筋梗塞などの原因になります。そのため、アメリカでは「サイレント・キラー」(静かなる殺人者)とも言われています。

症状が現れやすいのは、血圧が高くなりはじめた初期で、頭痛や頭重感、めまい、耳鳴り、肩こり、手足のしびれなどの脳神経症状、動悸、脈の乱れ、胸部の圧迫感などの循環器症状が現れます。

これらの症状は、ある程度の期間持続すると、軽減するか消失する傾向があるので、こうした初期症状に早く気づいて生活習慣を見直すことが重要です。もし、上記の症状の中で気になるものがあれば、早めに循環器内科などを受診してください。

また、特にそれまで血圧について指摘されたことがない人も、高血圧の予防として、塩分摂取の制限、肥満の解消、ストレスの軽減、適度な運動、禁煙、深酒をやめるなどの対策を心がけましょう。

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