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片方の目の視線が合わない「斜視」。視力が低下する前に受診を!

片方の目の視線が合わない「斜視」。視力が低下する前に受診を!

斜視は、左右どちらかの目の視線の向きがずれている状態です。ほうっておくと視力の低下にも繋がります。めがねで矯正したり、手術が必要になる場合もあるので、眼科医を受診して、正しい治療を受けましょう。

2019-02-08更新

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斜視とは?

片方の目の視線は目標に向けられるのに、もう片方の目の視線の向きが、別の方向を向いている状態です。

・内斜視(内側に寄っている)
・外斜視(外側に寄っている)
・上下斜視(上下どちらかに寄っている)
があります。

また、常に斜視の状態になる「恒常性斜視」と、眠くなったときなどにときどき斜視の状態になる「間歇性(かんけつせい)斜視」があります。

斜視の原因と視力への影響は?

中枢神経の病気、遠視(屈折異常により遠くも近くも見づらい状態)、眼筋の異常や網膜の障害などが原因で起こります。

斜視のある目を使わずにものを見ようとするため、その目の視力が低下してきます。

また、両方の目を使わないため、両眼視機能の発達もさまたげられます。

斜視の治療法は?

斜視の原因や、片眼・両眼の状態によって、治療方法は異なります。

遠視が原因の調節性内斜視の場合

めがねによる矯正を行います。

それ以外の斜視の場合

手術が必要です。手術は点眼麻酔で、短時間でできますが、小さな子は全身麻酔で手術します。
手術には、眼球についている筋肉をうしろにずらす「後転法」、目の筋肉を縫い縮める「前転法」があります。

片方の目が斜視による弱視(視力が出ない)の場合

屈折異常を矯正してから、アイパッチ(眼帯のようなもの)などで弱視を治す訓練を行い、手術もしくはプリズムめがねで補正します。

両眼視機能が悪い場合

両眼視の訓練が必要になります。

乳児の目の向きが気になったら

生後6ヶ月未満に発見される内斜視は、「乳児内斜視」と呼ばれます。

乳児は、内側のまぶたの皮膚が張り出していて、内側の白目部分が見えないことがありますが、これは成長とともに治ります。

ですが、斜視の場合は治療が必要です。乳児と視線が合いにくいと感じることが多い場合は、眼科医を受診しましょう。日頃、気になったときに写真を撮り、持参すると、診断の助けになります。

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