あざ(29件)
-
血液・リンパ節の病気
血液のしくみとはたらき 血液は、約55%の液体成分の血漿と、約45%の細胞成分の血球(赤血球、白血球、血小板)からできています。白血球は、形や性質がちがう顆粒…
-
特発性血小板減少性紫斑病
どんな病気?骨髄での血小板の造成には異常がありません。感染ウイルスに対して抗体がつくられ、その抗体によって血小板がふつう以上に破壊され減少します。 症状 急性上…
-
血友病
どんな病気? 遺伝的な病気で、血液をかためる凝固因子が一部欠乏しています。出血しやすく、出血すると血が止まりません。ふつうは男の子だけに発病します。 症状 ささ…
-
フォン・ヴィレブランド病
どんな病気? 先天的に血漿の中のフォン・ヴィレブランドという因子が欠乏しているため、出血が止まりにくくなります。 症状 幼児期から鼻出血、歯肉出血、消化管出血な…
-
皮膚の病気
皮膚のしくみとはたらき 皮膚は、表皮とその下の真皮と皮下組織でできています。表皮は4つの層からなり、ここでは新陳代謝がさかんで、たえず新しい細胞と入れかわり、…
-
あざ(母斑)
あざは生まれつき、あるいは生後できる皮膚の色や形の異常で、原因はわかっていません。遺伝や妊娠の経過、妊娠中に飲んだ薬などとの因果関係はないと考えられています。…
-
太田母斑(青あざ)
どんな病気? 自然には消えない目のまわりにできるあざで、女の子に多くみられます。 症状 青色と褐色が混ざった、境界の不明瞭なあざで、顔の片側の目のまわりからほお…
-
蒙古斑(青あざ)
どんな病気? 日本人のほとんどの乳児にみられるあざで、5~6歳までに自然に消えます。形、大きさ、数はさまざまです。 症状 腰やおしりのまわりにみられる平らな灰青…
-
色素性母斑(黒あざ・ほくろ)
どんな病気? 一般的に小さいものがほくろ、大きなものを黒あざと呼びます。 症状 黒色か褐色で、大きさや形はさまざまです。表面が盛り上がったもの、平らなもの、でこ…
-
扁平母斑(茶あざ・カフェオレ斑)
どんな病気? 扁平母斑とは、いわゆる茶あざです。6個以上みられるときは、遺伝性の病気を疑います。 症状 平らで盛り上がりのない、茶褐色のあざ。大きさや形はさまざ…
-
サーモンパッチ(赤あざ)
どんな病気? 紅鮭の身のような色をしたあざで、ほとんど3歳ころまでに消えます。 症状 平らな淡紅色のあざが、額の中央や上まぶた、上唇の上などにみられます。赤ちゃ…
-
単純性血管腫(赤あざ・ポートワインステイン)
どんな病気? 赤ワインをこぼしたようなあざで、赤あざのなかでもっとも多くみられます。早めの治療が有効です。 症状 生まれたときからある、赤色や暗赤色の平らなあざ…
-
いちご状血管腫(赤あざ)
どんな病気? 生後まもなく現れ、イチゴを肌の上にのせたように見えます。小学校入学ころまでに自然に消えます。 症状 生まれたときにはみられず、生後2週間から1か月…
-
海綿状血管腫(赤あざ)
どんな病気? スポンジ様のやわらかい、比較的まれなあざで、自然に治るものもあります。 症状 生まれたときからみられる、青紫色の盛り上がったあざで、徐々に大きくな…
-
アレルギー性紫斑病(シェーンライン・ヘノッホ紫斑病・アナフィラクトイド紫斑病・血管性紫斑病)
どんな病気? 血管炎による紫斑がみられる急性の炎症性疾患で、皮膚症状、関節症状、腹部症状が3大症状です。 症状 2~8歳の男児に多くみられ、上気道感染、とくに溶…
-
新生児期の体と心の発達と日常のケア
体と心のようす★体重3000g、身長50cmぐらい 生後1か月までの赤ちゃんを小児医学では新生児と呼んで慎重に育てます。赤ちゃんは誕生直後に体重や身長などを計…
-
新生児期の体・生活習慣の心配と対処法
★おなかがぷっくりしている 生まれたばかりの赤ちゃんは、まだやせていて、かぼそく見えるうえ、胸郭にくらべておなかの体積が大きいのが特徴です。腹筋力も弱く、おな…
-
1か月のころ
図「無題」 体と心の発達 ★体重約1kg、身長も3~4cm増加 体重は1日平均30gぐらいのペースでふえて、この月の終わりには平均で体重は約1kg、身長は3~…
-
産科退院時健診
●先天的な病気や異常をチェック ミルクの飲み方や量に異常はないか、心配な嘔吐はないか、うんちやおしっこはちゃんとでているか、その色はどうかなどをみながら、先天的…
-
生まれたばかりの赤ちゃん ちょっと気になる体の心配
赤ちゃんが元気であれば、まず心配いりません。成長とともに治るものがほとんどです 図「無題」 新米ママにとっては、赤ちゃんの体に起こるどんな事柄も、大きな心配ご…