胎児(76件)
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妊娠高血圧症候群
●重症にならないために塩分をひかえ、体を休めますどんなトラブル?▼妊娠20週以降に高血圧(最高血圧140mmHg以上、最低血圧90mmHg以上)になります。また…
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貧血
●食事で鉄分を補い、胎児への悪影響を防ぎますどんなトラブル?▼お母さんの貧血の多くは、血液をつくる主成分の鉄分が不足して起こる鉄欠乏性貧血です。妊娠すると血液中…
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子宮内胎児発育遅延とは?
胎児の発育が遅れたり止まったりする状態で、2タイプあります。①胎児の形態異常、染色体異常、胎内感染などが原因で妊娠7か月以前から起こり、体のすべての部分が標準…
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さかご(骨盤位)
●さかごの予防法はありません。さかご体操をして治します どんなトラブル?▼妊娠30週(8か月半ば)をすぎると、赤ちゃんは一般的に頭を下にした姿勢(頭位)をとりま…
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多胎妊娠
●妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病、早産などに気をつけますどんなトラブル?▼ふたご以上の妊娠を多胎妊娠といいます。最近は、不妊治療による多胎妊娠もふえています。1人…
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常位胎盤早期剥離
●兆候があったら一刻も早く病院へどんなトラブル?▼妊娠8〜9か月に起こりやすいトラブルで、突然、胎盤がはがれて出血し、おなかが持続的にはげしく痛みます。激痛のわ…
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羊水過多症・過少症はまれ
羊水の正常量は妊娠後期で300〜500mL。それが800mL以上になった場合を羊水過多症といいます。母親の糖尿病や、赤ちゃんの形態異常などが原因で起こるといわ…
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●過期産●
妊娠42週以降の出産を過期産といいます。妊娠42週をすぎると胎盤機能が衰え、羊水量も減ります。そのため胎児機能不全(胎児仮死)になったり、最悪の場合は子宮内胎…
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●微弱陣痛●
赤ちゃんを生みだす陣痛が弱まって、お産がすすまなくなることを微弱陣痛といいます。原因は不明ですが、多胎妊娠、太りすぎ、巨大児、子宮筋腫があるなどの場合に多くみ…
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●過強陣痛●
陣痛が異常に強い状態を過強陣痛といいますが、ほとんどは陣痛促進剤の使いすぎで起こると考えられています。 胎児が過強陣痛に対応して産道を下りれば短時間での出産に…
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●軟産道強靭●
子宮口がかたくて、なかなか開かない、腟がかたくて赤ちゃんが下りてこられないといった状態を軟産道強靭といいます。難産になり、胎児機能不全(胎児仮死)が起きやすく…
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●臍帯巻絡●
へその緒が胎児の肩や首に巻きつくことを臍帯巻絡といいます。赤ちゃんの発育には影響ありませんが、分娩時に胎児が産道を下りるのがさまたげられ、出産時間がかかること…
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胎児機能不全への医学的な対応
なんらかの原因で赤ちゃんに酸素が十分いかず、低酸素になって心臓の拍動が少なくなる状態です。そのまま続くと脳に障害が残ったり、新生児死亡につながります。 しかし…
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帝王切開でも赤ちゃんは元気
「経腟分娩では母体や胎児に危険がおよぶ」と判断されたとき、帝王切開が行われます。多くは脊椎麻酔なので、お母さんは産声を聞けますが、お母さんの状態によっては、全…
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胎生
母体内で卵子と精子が受精し、この世に誕生するまでの赤ちゃんをいいます。胎生8週までを胎児のもとになるということで胎芽、それ以降を胎児と呼びます。
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低酸素性脳症
分娩に時間がかかるなどの分娩異常で胎児に送られる酸素が不足し、胎児の脳へいく血液の酸素濃度が低いために、脳がむくんで起こる脳症。
