A型肝炎(エーガタカンエン)

予防する病気


 A型肝炎(「A型肝炎」)を予防します。この病気は、A型肝炎ウイルス(HAV)に汚染された水や食品から感染します。また、感染した人の排便から、手に伝わり、感染が広がることがあります。
 肝臓に炎症を起こし、黄疸(「生理的黄疸」)などが現れ、進行すると劇症肝炎(「劇症肝炎」)や肝硬変(「肝硬変」)などを引き起こします。

ワクチンの種類


 不活化ワクチンの皮下または筋肉注射を上腕にします。

理想の接種年齢


 1歳から受けられます。初回接種の2〜4週間後に2回めの接種を行い、さらに初回から24週をおいて追加接種を受けます。

副反応


 発熱、接種部位の痛み・はれ、倦怠感、下痢などが起こることがあります。普段と違う症状がみられた場合は、小児科を受診してください。

こんなことが気がかり


A型肝炎で、キャリアになることもあるの?


 A型肝炎では、感染しても症状がでないまま経過することもあります。ウイルスの潜伏期間は15〜50日ですが、キャリアになることはありません。

ベビカムは、赤ちゃんが欲しいと思っている人、妊娠している人、子育てをしている人、そしてその家族など、妊娠・出産・育児に関して、少しでも不安や悩みをお持ちの方々のお役に立ちたいと考えています。
本サイトは、妊娠・出産・育児に関して、少しでも皆さまの参考となる情報の提供を目的としています。

掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。

今すぐ病院検索&予約
待ち時間なくラクラク受診♪

近くの病院を探す

関連するキーワード

感染症の予防 自己負担での接種 A型肝炎 予防接種

関連記事

「なぜ予防接種を受けたほうがいいのか」
「予防接種の種類と予防できる病気」
「予防接種を受けるときの注意」
「予防接種に関する素朴な疑問」
ベビカム医学辞典
powerd by babycome