春に注意したい体のトラブル(はるにちゅういしたいからだのとらぶる)

かぜ症候群

(「かぜ症候群」)
 大きな流行はありませんが、鼻かぜ程度の軽いかぜをひく子どもは少なくありません。朝夕の気温差も大きいので、外出時には上着などを1枚よけいに持ち歩くようにします。帰宅後のうがいと手洗いを習慣にして、感染予防に努めましょう。

気管支ぜんそく

(「小児ぜんそく(気管支ぜんそく)」)
 季節の変わりめは、ぜんそくが発症したり発作が起こりやすくなります。
 ぜんそくをもっている子どもは、小児科を受診して、発作が深夜など、すぐに受診できないときに起きた場合にそなえて、家庭での対処法や緊急の受診先を確認しておきましょう。

咽頭結膜熱

(「咽頭結膜熱(プール熱)」)
 発熱してのどが赤くはれるほかに、目がゴロゴロして結膜が赤くはれます。プールで感染しやすいためこの名前がついていますが、ほかの原因でもうつります。
 春の終わりごろからみられはじめますので、かぜのような症状が現れたら早めに小児科を受診しましょう。
 幼稚園や学校からの通知にも注意して、症状が現れたらすぐに登園、登校をやめ、だいじょうぶと医師にいわれるまで、外出は避けるようにします。

花粉症

(「アレルギー性鼻炎」)
図「無題」
 スギ花粉が飛ぶピークは2~5月ごろです。低年齢層に花粉症はあまりいないといわれていましたが、このごろは小学生にもみられるようになりました。これまで発症していなくても、突然、発症することがあります。
 くしゃみや目のかゆみなどを訴えたら、症状の重い軽いにかかわらず、小児科を受診してください。
 外出時には症状をおさえるマスクをつけるなど花粉対策も万全にしましょう。

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