図「無題」
体重は1日平均30gぐらいのペースでふえて、この月の終わりには平均で体重は約1kg、身長は3~4cmもふえます。人の一生のなかで、こんな高い比率で成長するのはこの時期だけです。皮膚がはがれるのもおさまり、すこしふっくらして赤ちゃんらしくなります。
目覚めている時間が長くなり30分ぐらい起きていることもあります。といっても昼と夜の区別はつかず、夜起きていたりします。汗腺や脂腺が発達してきてさかんに汗をかき、湿疹ができることもありますが、きれいに洗っておくとほとんどは治っていきます。
色鮮やかなもの、ゆっくり動くもの、明るい方向をじっと見つめていたりします。すこしずつ視力が発達してきています。聴力も発達して、家族の声のするほうへ顔を向けていることも。
おむつを替え、だっこすると心地よさそうな表情をします。泣いているとき、抱いて軽く体をたたいてあげると泣きやんで気分が安定します。
1か月をすぎるとほしがるときにほしがるだけの授乳から、だいたい3時間おきぐらいの授乳間隔になってきます。できれば2時間くらいはあけること。授乳時間より早めに泣いたら、だっこをして遊んであげましょう。
授乳に30分以上かかり、飲んだあとまたすぐにほしがって泣くときは、母乳不足かもしれません。1~2週間のあいだ、すこしこまめに体重をはかってみましょう。1日20g程度ふえていれば心配いりません。ミルクを足す場合は、医師に相談します。
暑そうにみえたら、えりもとから手を入れてみます。背中が汗ばんでいたら着せすぎている証拠ですから、1枚脱がせます。お湯で絞ったタオルで汗を拭いて、肌着を取り替えてやります。汗をかくと湿疹やあせも、かぜの原因になることもあるので気をつけます。
赤ちゃんとお母さんの体調を考えてむりをせず、天気のよい日を選び、赤ちゃんの成長を祈りましょう。
1か月の終わりごろに、天気のよいあたたかな日を選んで帽子をかぶせ、家のまわりを散歩しましょう。夏なら朝の涼しい時間に、冬なら日だまりを選びます。外気にふれると赤ちゃんとお母さんの気分転換になります。慣れてきたらすこしずつ時間をのばしてみても。
生後1か月を迎えたら、生まれた病・産院か小児科を訪ね、健診を受けます。健診では身長・体重の測定、栄養状態をみて、発育のようすを確かめ、先天性の病気や股関節のようす、斜頸がないかなどを調べます。この1か月間はお母さんにとってもっとも育児に対する不安が大きい時期です。気になることがあれば、1か月前でも相談を。
体と心の発達
★体重約1kg、身長も3~4cm増加
体重は1日平均30gぐらいのペースでふえて、この月の終わりには平均で体重は約1kg、身長は3~4cmもふえます。人の一生のなかで、こんな高い比率で成長するのはこの時期だけです。皮膚がはがれるのもおさまり、すこしふっくらして赤ちゃんらしくなります。
★目覚めている時間が長くなる
目覚めている時間が長くなり30分ぐらい起きていることもあります。といっても昼と夜の区別はつかず、夜起きていたりします。汗腺や脂腺が発達してきてさかんに汗をかき、湿疹ができることもありますが、きれいに洗っておくとほとんどは治っていきます。
★視力が発達してくる
色鮮やかなもの、ゆっくり動くもの、明るい方向をじっと見つめていたりします。すこしずつ視力が発達してきています。聴力も発達して、家族の声のするほうへ顔を向けていることも。
★スキンシップがわかる
おむつを替え、だっこすると心地よさそうな表情をします。泣いているとき、抱いて軽く体をたたいてあげると泣きやんで気分が安定します。
日常のケア
★授乳間隔もそろそろ決まる
1か月をすぎるとほしがるときにほしがるだけの授乳から、だいたい3時間おきぐらいの授乳間隔になってきます。できれば2時間くらいはあけること。授乳時間より早めに泣いたら、だっこをして遊んであげましょう。
★母乳不足のチェックを
授乳に30分以上かかり、飲んだあとまたすぐにほしがって泣くときは、母乳不足かもしれません。1~2週間のあいだ、すこしこまめに体重をはかってみましょう。1日20g程度ふえていれば心配いりません。ミルクを足す場合は、医師に相談します。
★汗かき対策をしっかり
暑そうにみえたら、えりもとから手を入れてみます。背中が汗ばんでいたら着せすぎている証拠ですから、1枚脱がせます。お湯で絞ったタオルで汗を拭いて、肌着を取り替えてやります。汗をかくと湿疹やあせも、かぜの原因になることもあるので気をつけます。
★お宮参りは生後1か月すぎてから
赤ちゃんとお母さんの体調を考えてむりをせず、天気のよい日を選び、赤ちゃんの成長を祈りましょう。
★外気浴をスタート
1か月の終わりごろに、天気のよいあたたかな日を選んで帽子をかぶせ、家のまわりを散歩しましょう。夏なら朝の涼しい時間に、冬なら日だまりを選びます。外気にふれると赤ちゃんとお母さんの気分転換になります。慣れてきたらすこしずつ時間をのばしてみても。
★1か月健診(「1か月健診」)を受ける
生後1か月を迎えたら、生まれた病・産院か小児科を訪ね、健診を受けます。健診では身長・体重の測定、栄養状態をみて、発育のようすを確かめ、先天性の病気や股関節のようす、斜頸がないかなどを調べます。この1か月間はお母さんにとってもっとも育児に対する不安が大きい時期です。気になることがあれば、1か月前でも相談を。
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