月経の異常は女性ホルモンの分泌異常が原因(げっけいのいじょうはじょせいほるもんのぶんぴついじょうがげんいん)

 月経は、視床下部と下垂体からのホルモンに刺激された卵巣が女性ホルモンを分泌し、子宮にはたらきかけて起こります。このしくみのどこかに問題があって、女性ホルモンがうまく分泌されないと、月経異常が起こります。 初経が10歳未満にみられ二次性徴が早いのが早発月経、初経が15〜18歳のあいだに起こり二次性徴が遅いのが遅発月経です。月経がないのは無月経といい、先天的な異常で、18歳以後も初経がないのは原発性無月経、月経はあったのに、ストレスや体重減少などが原因で3か月以上なくなるのは続発性無月経です。
 ホルモンのバランスがくずれ、月経時期以外に出血するのは、機能性出血といいます。
 多くの月経異常は、一般的に薬で女性ホルモンをコントロールする治療で改善します。

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