思春期病に注意(ししゅんきびょうにちゅうい)

 思春期特有のアンバランスな体と不安定な心に起こる心身症(「心身症」)、鉄欠乏症、起立性調節障害(「起立性調節障害」)などを特別に思春期病と呼んでいます。
 鉄欠乏症からくる貧血(「鉄欠乏性貧血」)は、体の活動が活発となり、鉄分の需要がふえる思春期に、偏食や月経、過激な運動などがもとで、鉄分が不足して起こります。鉄分が不足すると、朝起きられない、集中力がない、イライラする、だるいなどの症状がでますが、鉄分の摂取をふやせば予防できます。
 起立性調節障害は自律神経失調症の1つ。体の急成長時に神経や血管の成長が追いつかないときに起こります。立ちくらみや、授業中のいねむり、午前中ぼんやりしているなどの症状が特徴です。治療が必要な人は2~3%です。早めに治療すればほとんどの人が治ります。

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