ウエスト症候群(点頭てんかん)(うえすとしょうこうぐん)

どんな病気?

子どもだけにみられるてんかんで、手足や体を屈曲させるような何秒間かの発作をくり返します。

症状


生後3か月〜1歳に発症します。眠りから覚めたときや、すこし眠くなってきたときに起こり、手足を急につっぱらせたり、頭をこくんと下げて手を上下に動かしたり、うなずくような動作をします。この発作を短時間に何回かくり返します。

原因


脳の電気的活動の異常が脳内に広がる病気です。特徴的な脳波がみられます。

治療


大量のビタミンB[ ⇒ 6]の投与や、抗てんかん薬、副腎皮質刺激ホルモン薬を使用します。難治性のてんかんのレノックス症候群(「レノックス・ガストー症候群(レノックス症候群)」)に移行したり、知的障害が生じることもあります。
 しかし、発症前の発達が正常で、治療して1か月以内に発作が消失するならば、治ることもあります。

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