小児良性てんかん(しょうにりょうせいてんかん)

どんな病気?


夜間に起こるてんかんで、顔をけいれんさせるなどの部分発作が起こります。4~9歳に発症します。

症状


主として夜間に、口角をピクピクけいれんさせる部分発作や、体がしびれるなどの感覚発作、あるいは手足をバタバタさせるけいれん発作などが現れます。さらによだれが流れたり、意識がもうろうとします。
 この発作は約3年ほど続き、多くは15歳くらいまでには、消失していく、治りのよいてんかんです。

原因


脳の一部で起きた電気的な活動が脳全体に広がって起こりますが、なぜ電気的活動が起こるかは不明です。

治療


抗てんかん薬を用います。10歳以上で、2年以上発作が現れない場合は、発作の脳波がみられても、医師の指導のもとに、薬は中止してもよいといわれます。

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