ママの悩みを解消する住まい
子育てファミリーにぴったり「JUST SMART」開発者インタビュー
子育てファミリーにぴったり
「JUST SMART」開発者インタビュー

できるだけ仕切らずに、でもプライベートは確保することで、家族の絆は深まります
いま若い世代のファミリーで、家族というものをポジティブにとらえる傾向が出てきていて、家族のあたたかさや思いやりといったものが見直されつつあります。家族って、やっぱり一緒にいることが大事で、どれだけ子どもを見てあげられるか、感じであげられるかが、親にとって大事だと思うんです。それで、「JUST SMART」(以下JS)では「家族のコミュニケーション」「家族の絆」をテーマに開発を手がけました。
実は、私にも中学3年と小学6年の子どもがいるんですが、彼らは部屋を共有しています。もともと小さいアパートで暮らしていたせいかも知れませんが、小さいなりに、家族で暮らすということに協力してくれています。今、子どもが部屋にこもって出てこないことが問題になっていますが、親子の「壁的なもの」っ て、実はなくなっていくような気がするんです。昔の住まいの壁はふすまでした。そのふすまと壁の関係性が、実は家族の絆の関係性に近いのかなと。壁が薄け れば薄いほど、家族の絆は深くなります。だから、JSではできるだけ部屋を仕切らずに、でもプライベートは確保できる空間づくりを心がけました。
コンパクトな住まいを提案した理由には、家にこもってほしくないということもあります。家から一歩外に出ることで、世界は広がります。住まいをコンパクトにすることで、敷地にゆとりができて、庭をつくることもできる。庭をつくると、木を植えたくなりますよね。でも、木を植えると隣の家に葉っぱが落ちたりして管理が大変です。でもその時に、隣の人が嫌がるか嫌がらないかというのは、「関係性」なんですね。
今の分譲住宅では、かつてのようなご近所づきあいが希薄になっています。その関係を取り戻すには、一歩外に出てコミュニケーションを増やすこと。子どもは、周りの大人との関係からさまざまなことを学び、成長していきます。その成長のきっかけを与えてあげるためにも、子どもと一緒に外に出て、いろんな関係を築いていっていただけたらと思っています。

しっかり家をつくってあげることが、子どもの成長につながります
小さい子どもは、生活のほとんどを家の中で過ごします。家が子どものためにできることって、実はたくさんあって、子どものためにしっかりと家をつくってあげれば、子どもの教育にもプラスになるし、パパやママの子育てもずっとラクになると思うんですね。
JSでも、廊下をつくらないことで、子どもがどこにいても目が届く「ホールレス設計」や、赤ちゃんとママの生活に近い場所に水まわりを集中させた「サー キュレーションプラン」、クローゼットをシェアすることで、朝の着替えやお出かけの手間を省く「ファミリークロゼット」など、子どもにとっての暮らしやすさや、家族のコミュニケーションを深めるための工夫が随所に凝らされています。最近では、子どもの勉強場所をリビングに設ける家庭が増えていますが、JS でも、子ども部屋の機能やスペースをあえて限定することで、子どもが部屋にこもりにくい設計をしています。
子どもの教育ということでは、ミサワホームでは、「住育」の視点を取り入れた住まいづくりにも力を入れています。例えば、階段上のホールにトップライトが付いた家は、1階の窓を開けただけで、家の中を風が抜けていきます。窓の開け方ひとつで、風の流れが変わるんですね。そういう、窓の開け方や換気の仕組みを知っているか知らないかで、家の使い方って全然変わってくるんです。子どもに、暑いと感じたらエアコンのスイッチを入れるというだけの生活を送らせては いけない。どういう窓の開け方をしたら、家の中に風が入ってくるかということを、家づくりをしている私たちや、パパやママが、子どもに教えてあげることが大事なのではと思っています。
*このページでご紹介している「JUST SMART」は限定販売のため、現在はお申し込みは終了しております。ご了承ください。
