妊娠中〜月齢別にできるお部屋の準備
生後1歳〜1歳半
この頃の赤ちゃんの様子

ひとりで立っていられるようになる
後追いが激しくなる
よちよち歩きができる
親指と人差し指でものをつまめるようになる
手洗いうがい歯みがきなど基本的な生活習慣を身につける

こんな事故にご注意
ベランダの柵を乗り越えての転落
浴槽の残り湯や、ビニールプールでの溺水
ドアに手をはさむ
たとえば子どもが使いやすい洗面所

1歳ごろになるとそろそろ手あらいうがい、はみがきなどの生活習慣を身につけるトレーニングを始めましょう。そこでまず、洗面所。お子さん専用の踏み台を用意するなど、洗面台や蛇口の高さが子どもに合うように工夫してあげるとよいですね。このとき不安定な椅子などを使うのは転落の危険があります。安定して、すべりにくいものを用意しましょう。
もちろん、水のムダ遊びなどをしないよう、使い方やマナーは最初にしっかり教えておくこと。混合栓では、熱いお湯がでることもありますから、温度設定などに最新の注意を払いましょう。
しまいやすく、出しやすい収納

赤ちゃんが生まれるとどうしても細々とした生活用品が増えますね。たとえばおむつやお尻ふきなどの消耗品、衣類、タオルなど日常的に頻繁に使うものはしまいやすく、取り出しやすい収納を心がけると整理整頓がしやすくなります。この時期には遊んだおもちゃや絵本、脱いだ衣類等を自分でかたづけられるようにママがほんの少し導いてあげる事が大切。
ここでも「しまいやすく、出しやすく」を心がけるのが上手なお片づけのコツです。子どもが使いこなせる収納をあたえることで、持ち物を大切にし、整理整頓できる習慣が身に付きます。
また、子どもが小さい時期は、お友達同士、自宅を行き来するおつきあいもふえるでしょう。急な来客でも、さっと目隠しできる扉付きの収納があるととても便利。気心の知れた間柄でも、ON-OFFの切り替えは大切です。ママも忙しい毎日のなかで、時には気持ちを切り替えられる生活を心がけることをおすすめします。
収納上手なママになるなるための、3つの収納計画
1.収納する量、モノの性格を知る
収納するために必要になるスペースを知るために、まずは第1ステップ。
2.「集中収納」と「分散収納」
「集中収納」は、昔の日本人の生活の知恵である「蔵」の発想です。「蔵のようなまとまった収納スペースがあれば、各居室をより広く活用できます。また、壁面を利用したシステム収納は効率的な「分散収納」。インテリアとのコーディネートが決め手です。
3.「見せる収納」と「隠す収納」
この時期だからこそ楽しめるかわいいべビー用小物や絵本などは、飾るスペースにオープンに並べて「見せる収納」に。また、初節句のおひな様や鯉のぼり、クリスマスツリーや冬の暖房器具などは「隠す収納」で。

