8つの知性の法則

「身体運動的知性」をのばす住まいの工夫

たとえば、家のなかででんぐり返しができること

家のなかででんぐり返しができること

家が子どもたちにとっておもいっきりはしゃぐことのできる場所だったら…。たとえば赤ちゃんの「はいはい」は、言語能力など、実は頭脳の発達に欠かせない運動です。また「たかいたかい」は筋力やバランス感覚を身につけさせます。「でんぐり返し」は反射神経を身につけ、転んだときに手を出す訓練にもなるのです。

危ないからといって子どもの行動を制限したり、叱るのではなく、子どもが安心して「はいはい」や「でんぐり返し」ができるようなお部屋にすることを考えると、ママのストレスも減るかもしれません。

寝る子は育つ、は家作りから

赤ちゃんが気持ちよく眠ってくれるとママは幸せです。ママの心にもからだにも、余裕ができますし、何より赤ちゃんの成長には十分な睡眠が必要不可欠です。 住まいの温度や通気性、日光の当たり方などに気を遣うことで、よく眠れる環境を整えてあげることが大切。全館を24時間計画換気できるシステムがあると、 健康的な睡眠が確保できます。

【身体運動的知性とは】

人間のすべての活動の基礎となる力。バランスの良いからだを保ち、楽しくからだが動かせる力。

■年齢別に見る「身体運動的知性」の到達目標(臨界点)

月 齢 到達目標 働きかけ
0~1歳 手と指を使って遊ぶ。手を伸ばしたり振ったり、持ち替えたり、両手を使って遊ぶ。 「身体運動的知性」は、「8つの知性」の基本となる知性です。脳が最もよく発達する1歳前後までに、あらゆる刺激を与えてからだを動かすことが大切です。赤ちゃんの発達段階にあわせて、それにふさわしい、刺激を与えることがポイントです。
1~2歳 戸外のいろいろな場所で一人遊びをしながら歩行を楽しむ。5本の指を使って遊ぶ。 歩けるようになると、子どもの活発な動きが目立つようになります。椅子にのぼって座ったり、ものを握ることができるようになります。遊びは生活のすべてであり、心身の発達に欠くことのできない栄養素です。さまざまな動作や運動を繰り返しながら、知らず知らずのうちに日常生活に必要な動きを身につけていきます。
2~3歳 用具を使って遊ぶ。からだを動かすことの気持ちよさを知る。 運動能力も1歳の頃に比べてかなり発達します。下半身がしっかりしてきて自由に歩き回れるようになり、走ったり、ものを下に引っ張ることができるようになります。ボールを投げて転がしたりもできるようになります。遊びが子どものからだ、知性や社会性を発達させるのです。
~4歳 戸外や室内のいろいろな遊びを自分で選び、積極的に遊びに取り入れる。 3歳になると運動能力はさらに著しく発達します。運動神経が発達し、平衡感覚も鋭くなって自分のからだを自由に使いこなし、複雑な動作もできるようになります。運動能力はからだや手足を思いっきり動かし、身についた力を使えば使うほど、発達し進歩します。
4~5歳 固定遊具や乗り物、ボールで遊ぶ。ルールを守って遊ぶ楽しさを知る。からだを十分に動かし、友達と目的を持って遊ぶ。
5~6歳 運動への興味を深め、からだを十分使って活動する。いろいろな運動器具を使って遊ぶ。
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