8つの知性の法則

「芸術的知性」をのばす住まいの工夫

どんなに汚してもこぼしても、叱られない場所がある

どんなに汚してもこぼしても、叱られない場所がある

失敗しても汚してもこの範囲なら大丈夫、という約束事を作って、子どもが伸び伸びと遊べるスペースを確保してあげましょう。大切なのは親が子どもの失敗も余裕をもって見ていられる状況にあるかどうかです。発想を変えれば、汚れてもさっと掃除ができる環境があればどんなに散らかされたって、ママも余裕で事態を見守ることができるのです。育児のストレスを軽減するためには、ストレスにならない工夫が大切。それが結果として子どもの自由な発想を育むことにもなるのです。

また、赤ちゃんの情操を豊かにするにはお部屋の色や模様にもしっかり気を配ってあげてください。変化とアクセントにあふれたインテリアが、赤ちゃんの「右脳」を育てます。

【芸術的知性とは】

音楽を鑑賞したり、自己表現することで、リズム・メロディ・ハーモニーの美しさを感じ取り、心豊かに生きてゆこうと努める力。絵画を鑑賞したり、自ら表現することで事物・現象・人間を深く観察し、美しさ、真実性を発見し、大切にしていこうと努める力。

■年齢別に見る「芸術的知性」の到達目標(臨界点)

月 齢 到達目標 働きかけ
0~1歳 適切な音の刺激を与え、視覚、聴覚、触覚の適切な形成をはかります。 よい音楽を聴くという体験は、音感を育てるだけでなく、美しいものを感じる心を育てます。適切な刺激を与えられた子どもたちは、その刺激をバネにさらに次の段階に前進します。
1~2歳 生活の中に音楽を流したり、きれいな音のするおもちゃを用意してあげます。 周囲への関心は音を聞いて育ちます。聴くことは、子どもが身の回りについて知っていくための大切な手がかりの1つです。手で触れて音が出るおもちゃや、音を聞いて目で見る遊びをすることで、複数の感覚を刺激することも大切です。
2~3歳 手の運動を高めることは知識の発達を促すことと密接な関係があるといわれます。 子どもの頭の中に空想や想像の世界が広がったとき、具体的な作品やものに表現するために絵を描いたり、工作や粘土などで自由に思いを表現できる環境をととのえてあげましょう。普段から指先を使う遊びを心がけることが大切です。
3~4歳 様々な素材や用具を使って描いたり遊んだり、好きなものを作って遊ぶ。 この時期は、感じたことや思ったことを描いたり、歌ったり、からだの動きによって模倣したりして、自由に表現しようとします。
4~5歳 自意識の芽生えを大切にし、豊かな情緒を育みます。 工夫したりイメージがさらにふくらむようなきっかけとなる材料を与えてあげます。少しのきっかけから、考えたり試したりして遊ぶ時期です。自分で考えたり、工夫して自分の思っている物を作る喜びを与えましょう。
5~6歳 協力し合って友達といっしょに描いたり、作ったり、表現することを楽しみます。 この頃になると、感じたこと、想像したことを言葉やからだ、音楽、造形などで自由に表現したり、演じるなどさまざまな表現を楽しむことができます。表現意欲が高まるような言葉がけをして、作り出す喜びを感じさせてあげるとよいでしょう。
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