8つの知性の法則

「時間的知性」をのばす住まいの工夫

たとえば、家族の思い出もしまえる大収納空間

家族の思い出もしまえる大収納空間

お正月、お節句、七夕など、昔から親しまれて来た伝統行事や、先祖を思いやり、自然に感謝する行事が日本にはたくさんあります。これらの季節行事は、子どもたちに時間や季節の移り変わりを実感させ、過去、現在、未来を理解させるきっかけにもなるでしょう。

たとえば赤ちゃんが生まれて初めてのお節句。ひな人形も、本格的なしつらいを整えるほど、使わないときにしまっておく場所が必要になりますね。出しやすく、しまいやすいスペースを確保することで、出し入れが億劫でなくなれば、もっと気軽に行事をたのしむことができるのではないでしょうか。

家族の思い出もしまえる大収納空間

また、家族が毎日通る階段や廊下の一角を、みんなのディスプレイ空間として活用。節目の行事には、家族の記念写真を撮ったり、お供えや飾り付けをするなどして、家族の成長とともに、思い出やコミュニケーションを共有するのもよいでしょう。時計やカレンダーは1年の移り変わりを知るために大切な役割を果たすでしょう。また、お子様の作品を家の中に飾ってあげることは自信や表現力を育て、親の愛情を感じることにもつながります。

【時間的知性とは】

過去・現在・未来という時間の流れの中で、自分の家族・歴史・文化を知り、今の生き方を考える力。人間の長い営みと民族文化を正しく理解・継承するとともに、身近な先祖が活用してきた生活技術を検証しながら習得し、これからの生き方を最も人間らしくしていこうと努める力。

■年齢別に見る「時間的知性」の到達目標(臨界点)

月 齢 到達目標 働きかけ
0~1歳 規則正しい日常生活を営み、時刻の意識を持たせる。 生活の中で時刻を知らせる遊びや、散歩や外遊びで季節を教え、自然が変化することを気づかせてあげましょう。
1~2歳 時刻の前後の言葉が使え、時間の流れがわかる。
2~3歳 生活の中の時刻を知り、人に言える。行事を知り、楽しむことができる。
3~4歳 いろいろな体験を重ねて、たくさんの思い出をつくる。 この頃になると前に経験したことを驚くほど記憶しています。とくに面白いこと、楽しかったことなど1年くらいは忘れないと言われます。いろいろな体験を重ね、過去・現在・未来の時間の流れを感じさせるようにしてみましょう。
4~5歳 昔と今を比べたり、時刻・時間を意識して行動できるようにする。
5~6歳 将来の夢を語ったり、未来に夢を持てるような考え方が持てるようにする。
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