どんな病気？
耳管は中耳腔の換気を行い、中耳と外界の圧力を同じにして、分泌液を排泄するはたらきをしていますが、そのはたらきが悪くなったり、耳管の中がせまくなったりする状態。
鼓膜が内側にへこんで振動が悪くなり、耳がつまった感じがしたり、軽い難聴が起きてきます。自分の声が強く響いて聞こえることもあります。
原因
鼻炎、副鼻腔炎、咽頭炎などで耳管の内側の粘膜が腫れ、耳管の内腔がせまくなります。アデノイドや上咽頭がんが原因の場合もあります。
治療
原因となっている病気の治療と、耳管に空気を通す治療を行います。
あなたへのひとこと
鼻づまりがあるのに飛行機に乗らなければならないときは、鼻粘膜を収縮させる点鼻薬を前もってつけておくとよいでしょう。
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