咽頭炎(いんとうえん)

どんな病気?


 咽頭に炎症が起きる病気で、急性と慢性があります。

急性咽頭炎


症状


 俗に「のどかぜ」といわれるもので、発熱、のどの痛みがあり、からだがだるくなります。のどのつきあたりの部分が赤くなっています。

治療


 抗菌剤や非ステロイド性抗炎症剤を用い、のどの炎症には、プロタルゴールの塗布やうがいを行います。


慢性咽頭炎


症状


 急性咽頭炎が慢性化したもので、ほこりや刺激性ガスの吸入、過度の喫煙などが誘因と考えられています。扁桃炎副鼻腔炎があると、生じやすいようです。
 急性にくらべて自覚症状は軽く、のどがいがらっぽい感じです。頭痛をともなうこともあります。口呼吸が原因で、この病気になりやすいようです。

治療


 慢性咽頭炎になると、抗菌剤では完治しません。とくに有効な治療法はないため、原因となる病気の治療や喫煙など、誘因となる刺激を避けることが先決です。

あなたへのひとこと


 寝不足や疲れでからだの抵抗力が弱っていると、かかりやすくなります。疲れをためないように気をつけましょう。

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掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。

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