便秘・下痢の有無は腸の健康のバロメーター(べんぴげりのうむはちょうのけんこうのばろめーたー)

 便秘そのものは病気ではありませんが、病気のために便の通過障害が起こり、その症状の一つとして便秘が生じることがあります。たとえば腸閉塞大腸がん大腸ポリープといった病気です。急に便秘になったり、便秘が急にひどくなるなど、排便に異常が生じたときは、たかが便秘と考えず、早めに受診してください。
 また下痢というと、かぜやアレルギー、食中毒などの症状として知られますが、下痢が2~3週間以上も慢性的につづくことがあります。
 この場合、多くは過敏性腸症候群によるものですが、ほかにも潰瘍性大腸炎クローン病、大腸がん、膵臓疾患、肝臓疾患などによることも考えられます。便秘同様、原因がはっきりしない下痢がつづくときには、市販薬に頼らず、一度きちんと受診して、病気がないか確かめることが必要です。

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掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。

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