皮膚のトラブル(44件)
-
円形脱毛症
どんな病気? 頭髪が円形に抜け落ちる病気で、俗にいう丸はげです。乳幼児には、まれな病気です。 症状 突然、頭に丸いはげ(脱毛斑)が現れます。大きさや数はさまざま…
-
疥癬
どんな病気? 疥癬虫(ヒゼンダニ)の感染で起こる皮膚病で、感染力が強く、人から人へ、また寝具を介してうつります。 症状 指のあいだ、腕、肘、わきの下、腹部、陰部…
-
アタマジラミ
どんな病気? シラミの一種が起こす皮膚炎で、保育園や幼稚園、小学校などで集団発生がみられます。 症状 髪の毛の根元に、アタマジラミの卵(0.5mmの白い楕円形)…
-
乾癬
どんな病気? 原因がはっきりしない、治りにくい皮膚病で、多くは10~20歳代にはじめて気づきます。乳幼児には、まれな病気。 症状 境目のはっきりした赤い斑ができ…
-
真菌による皮膚の病気(皮膚真菌症)
真菌(カビ)が皮膚に寄生、感染して起こる皮膚病を、まとめて皮膚真菌症と呼びます。 皮膚に病気をもたらす代表的な真菌には、皮膚真菌症の原因の約80%を占める糸…
-
頭部白癬(しらくも)
どんな病気? 頭の皮膚や毛にカビの一種が感染したもので、男の子に多発します。 症状 頭部の皮膚や毛に白いふけが付着して、毛が折れやすくなり、抜けて脱毛斑になるこ…
-
体部白癬(斑状小水疱性白癬・たむし・ぜにたむし)
どんな病気? 手のひら、足の裏、頭髪部、陰部や股部を除く、皮膚にできる真菌症。 症状 はじめは小さな丘疹や小水疱ができ、しだいに輪状に広がって盛り上がり赤くなり…
-
股部白癬(頑癬・いんきんたむし)
どんな病気? 太ももの内側やおしり、陰部にできる真菌症で、男子中・高校生に多発します。 症状 小さな丘疹や小水疱が輪状に広がり、その縁が盛り上がって赤くなります…
-
足白癬(みずむし)
どんな病気? 足の裏や足の縁、足の指のあいだなど、角質が厚く毛穴がないところにできる真菌症です。 症状 足指のあいだの皮膚がむけてただれる趾間型足白癬、足の裏や…
-
手白癬
どんな病気? 手のひらにできるみずむしで、手の湿疹とよくまちがわれます。 症状 手のひらの角質が厚くなって割れ目ができるなど、多くは足白癬の角質増殖型と同じ症状…
-
爪白癬(爪みずむし)
どんな病気? 爪にできるみずむしで、足の爪に多くみられ、子どもにはまれです。 症状 爪が黄白色ににごり、厚く、もろくなってきます。この症状は、爪の先端からつけ根…
-
癜風(黒なまず)
どんな病気? 褐色の斑点がみられ、梅雨時、汗かきの人に多発します。 症状 胸や背中に、小さい(硬貨大の大きさくらいまで)褐色の斑がたくさんでき、広がっていきます…
-
皮膚カンジダ症(カンジダ皮膚炎)
どんな病気? 皮膚がこすれやすい部分に多発し、乳児の場合、おむつかぶれやあせもとよくまちがわれます。 症状 関節の内側やわきの下、股、おしりなど皮膚がこすれやす…
-
あざ(母斑)
あざは生まれつき、あるいは生後できる皮膚の色や形の異常で、原因はわかっていません。遺伝や妊娠の経過、妊娠中に飲んだ薬などとの因果関係はないと考えられています。…
-
太田母斑(青あざ)
どんな病気? 自然には消えない目のまわりにできるあざで、女の子に多くみられます。 症状 青色と褐色が混ざった、境界の不明瞭なあざで、顔の片側の目のまわりからほお…
-
蒙古斑(青あざ)
どんな病気? 日本人のほとんどの乳児にみられるあざで、5~6歳までに自然に消えます。形、大きさ、数はさまざまです。 症状 腰やおしりのまわりにみられる平らな灰青…
-
色素性母斑(黒あざ・ほくろ)
どんな病気? 一般的に小さいものがほくろ、大きなものを黒あざと呼びます。 症状 黒色か褐色で、大きさや形はさまざまです。表面が盛り上がったもの、平らなもの、でこ…
-
扁平母斑(茶あざ・カフェオレ斑)
どんな病気? 扁平母斑とは、いわゆる茶あざです。6個以上みられるときは、遺伝性の病気を疑います。 症状 平らで盛り上がりのない、茶褐色のあざ。大きさや形はさまざ…
-
サーモンパッチ(赤あざ)
どんな病気? 紅鮭の身のような色をしたあざで、ほとんど3歳ころまでに消えます。 症状 平らな淡紅色のあざが、額の中央や上まぶた、上唇の上などにみられます。赤ちゃ…
-
単純性血管腫(赤あざ・ポートワインステイン)
どんな病気? 赤ワインをこぼしたようなあざで、赤あざのなかでもっとも多くみられます。早めの治療が有効です。 症状 生まれたときからある、赤色や暗赤色の平らなあざ…
