体部白癬(斑状小水疱性白癬・たむし・ぜにたむし)(たいぶはくせん)

どんな病気?


手のひら、足の裏、頭髪部、陰部や股部を除く、皮膚にできる真菌症。

症状


はじめは小さな丘疹や小水疱ができ、しだいに輪状に広がって盛り上がり赤くなります。中心部はカサカサして細かな皮膚片がみられますが、褐色になり、いっけん治ったかのようにみえます。かゆみをともないます。

原因


多くは、足のみずむしと同じ白癬菌で起こりますが、子どもの場合、イヌやネコなどに寄生する白癬菌の一種によって起こることもあります。

治療


抗真菌剤の軟膏を塗布します。

家庭でのケア


皮膚の清潔と乾燥を心がけます。湿疹とまちがえて副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)の軟膏をつけると、急速に悪化するので要注意です。
 また、イヌやネコは皮膚病がなくても菌をもっていることがあります。ペットにさわったあとは、石けんでていねいに手を洗いましょう。

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