どんな病気?
原因がはっきりしない、治りにくい皮膚病で、多くは10~20歳代にはじめて気づきます。乳幼児には、まれな病気。
症状
境目のはっきりした赤い斑ができ、表面に白銀色の角質が付着して、パイのようにポロポロとはがれるのが特徴です。とくに頭の毛の生えぎわ、肘、膝などによくできます。
原因
遺伝的な体質が関係するといわれ、皮膚の免疫機能の異常が考えられていますが、解明されていません。
乳幼児では、扁桃炎などの感染症が誘因になることがあるようです。発疹自体は、細菌などによる感染症ではないので、人にうつる心配はありません。
治療
原因がわかっていないので、対症療法を行います。免疫抑制剤の内服、副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)の軟膏の外用、紫外線を当てる治療などを症状に応じて選択します。治療を中止すると再発しやすいので、長期間の療法が必要です。
図「発疹の種類」
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