冬に注意したい体のトラブル(ふゆにちゅういしたいからだのとらぶる)

インフルエンザ

(「インフルエンザ」)
 年末から2月ごろにかけて流行します。できるだけ11~12月ごろに予防接種を受けて、感染予防をしましょう。ほかの予防接種とのかねあいは、かかりつけの小児科医に相談するようにしましょう。

かぜ症候群

(「かぜ症候群」)
 乳幼児では、慢性的に鼻みずがでている子どもがいます。ひんぱんにティッシュペーパーでふくと、鼻の下が赤くただれてしまいますから、鼻汁吸い器でとってやったり、入浴時に流してあげるようにしましょう。

乳児嘔吐下痢症

(「ロタウイルスによる胃腸炎(白色便性下痢症・乳児嘔吐下痢症)」)
 ロタウイルスの感染が原因で、新生児や乳児にみられます。家族は手洗いを徹底して、感染がわかったらまめに水分を補給して、脱水症状にならないように注意しましょう。乳製品は吐きやすくなるのでひかえめにします。

しもやけ

(「しもやけ・凍傷の応急手当て」)
 寒さのため手足などの末梢の血液の循環が悪くなることが原因です。できてしまったら、ベビーオイルなどを塗りマッサージすると効果的です。

やけど

(「やけどの応急手当て」)
図「無題」
 暖房器具、鍋料理、カップめんやスープ類など、熱いものは要注意。乳幼児のいる家庭では、暖房器具はさわっても熱くないオイルヒーターにしたりガードをつけるなどして、やけどを防止します。

乾燥肌


 空気が乾燥している冬に、ある程度皮膚が乾燥するのはしかたのないことです。しかし、かゆみが強かったり、かいて炎症を起こすようなら、保湿効果の高い入浴剤を使ったり、入浴後や朝、刺激の少ない保湿クリームなどを塗って、手入れしてあげましょう。

低温やけど


図「無題」
 電気カーペットや湯たんぽなどで低温やけどをすることがあります。電気カーペットは長時間ふれないようにし、うっかりその上で眠ってしまうことのないようにします。
 湯たんぽは、ある程度ふとんの中があたたまったら取り出し、足にふれないようにします。

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