図「CT検査」
X線や強い磁気を用いて、体の中の構造を細部まで写し出す検査です。CT検査の場合は、X線を使って体を頭から足先まで、約1cm間隔の輪切り状にして写し出します。最近は、らせん状に回りながら撮影するヘリカルCTもあります。立体的に写し出されるので、特殊な場合に使います。
MRI検査はX線のかわりに強い磁気を使うので、被曝しない、立体的に見られる、輪切りや縦割りなど、いろいろな方向から見られるといった利点があります。
ともに、体のあらゆる部位の形態異常や、病変を写し出すことができるので、一般的には、一次検査のあとの二次検査(精密検査)として行われます。
ベッドに寝たまま、20~30分じっとしてベッドが検査用の機械の中を通過するのを待ちます。胸部と腹部の検査では、撮影しているあいだ、呼吸を止めることが必要です。乳幼児は飲み薬、坐薬、注射などで鎮静剤を投与し、眠らせてから行います。
(CT検査の場合)
さらに特殊な情報を知りたいときや、病気の診断や治療法を確定したいときなどに、CT検査のあとMRI検査を行うこともあります。
どんな検査?
X線や強い磁気を用いて、体の中の構造を細部まで写し出す検査です。CT検査の場合は、X線を使って体を頭から足先まで、約1cm間隔の輪切り状にして写し出します。最近は、らせん状に回りながら撮影するヘリカルCTもあります。立体的に写し出されるので、特殊な場合に使います。
MRI検査はX線のかわりに強い磁気を使うので、被曝しない、立体的に見られる、輪切りや縦割りなど、いろいろな方向から見られるといった利点があります。
ともに、体のあらゆる部位の形態異常や、病変を写し出すことができるので、一般的には、一次検査のあとの二次検査(精密検査)として行われます。
検査のしかた
ベッドに寝たまま、20~30分じっとしてベッドが検査用の機械の中を通過するのを待ちます。胸部と腹部の検査では、撮影しているあいだ、呼吸を止めることが必要です。乳幼児は飲み薬、坐薬、注射などで鎮静剤を投与し、眠らせてから行います。
検査でわかること
(CT検査の場合)
①頭蓋内の出血
頭部に外傷があり、けいれんや嘔吐、意識障害をともなっている場合、頭蓋内の出血の有無や、出血している場所を調べます。②脳の形態異常や疾患
頭部に外傷はないけれど、けいれんや嘔吐、意識障害があるという場合、脳の形態異常、血管異常や出血、脳炎、脳腫瘍などを疑って調べます。髄膜炎の合併症で膿や水がたまっているかどうかを調べたり、乳児で水頭症を疑って調べることもあります。③胸部や腹部の疾患
心臓や肺、肝臓や腎臓の形態異常、腫瘍などがわかります。さらに特殊な情報を知りたいときや、病気の診断や治療法を確定したいときなどに、CT検査のあとMRI検査を行うこともあります。
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