熱性障害(熱中症)(ねっせいしょうがい)

 高温の場所で起こる、熱による障害を総称して熱中症といいます。子どもは体が小さいわりに水分の出入りが大きく、そのうえ腎機能が未熟なために脱水症状を起こしやすいので、高温下では簡単に暑さ負けしてしまうのです。 熱中症は、日射病、熱けいれん、熱疲労、熱射病などといわれていましたが、現在、重症度に応じてⅠ〜Ⅲ度に分類されています。重症になると生命にかかわります。

熱中症予防には水分補給


 熱中症の予防には、炎天下や、高温の車の中などに何時間もいないことと、かならず飲み物を飲むことが大切です。
 汗をかかない程度の運動のときは、水や麦茶を飲めば十分ですが、たくさん汗をかくときは、水分ばかりでなく電解質の補給が必要なので、スポーツ(イオン)飲料が好ましいでしょう。
 運動前に250〜500mLの水を飲み、運動中は汗の量の50〜80%をスポーツ飲料で補給すると、循環血液量が正常になり、体温の回復が早くなるといわれています。

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