化学物質過敏症はアレルギー疾患の1つ(かがくぶっしつかびんしょうはあれるぎーしっかんのひとつ)

 化学物質過敏症は長期間、大量の化学物質にふれ続けたあと、微量の化学物質にふれただけで、頭痛や倦怠感、集中力の低下などの症状が現れる病気をいいます。これは抗原抗体反応(「抗原・抗体」)ですから、化学物質過敏症はアレルギーの一種と考えられます。
 私たちの体は、化学物質に接触し続けても、解毒作用や自律神経、免疫機能のはたらきによって、ある程度までは適応できます。しかしどの程度適応能力があるかは、かなりの個人差があります。一般的に、化学物質過敏症になる人は、ふつうの人より10分の1から100分の1の低濃度で発症するといわれています。
 家の中で起こる化学物質過敏症をシックハウス症候群といい、外で起こる典型が、大気汚染によるぜんそくなど、公害病と呼ばれるものです。

ベビカムは、赤ちゃんが欲しいと思っている人、妊娠している人、子育てをしている人、そしてその家族など、妊娠・出産・育児に関して、少しでも不安や悩みをお持ちの方々のお役に立ちたいと考えています。
本サイトは、妊娠・出産・育児に関して、少しでも皆さまの参考となる情報の提供を目的としています。

掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。

今すぐ病院検索&予約
待ち時間なくラクラク受診♪

近くの病院を探す

関連するキーワード

化学物質 頭痛 倦怠感 抗原抗体反応 シックハウス症候群 大気汚染 ぜんそく 公害病 化学物質過敏症 アレルギー

関連記事

「シックハウス症候群・シックビル症候群」
「アレルギーと免疫異常の病気」
「気管支ぜんそく」
「小児ぜんそく(気管支ぜんそく)」
ベビカム医学辞典
powerd by babycome