解離症(ヒステリー)(かいりしょう)

どんな病気?

強い不安や葛藤があったとき、けいれんを起こしたり、別人になったように感じたり、さまざまな症状がでます。

症状


幼児や児童では身体症状が多くみられ、体がまひしたりふるえたりする不随意運動、腹痛、めまいなどの自律神経症状、難聴、視力低下などの感覚障害などが起こります。思春期に入ると、発作中の記憶が部分的になくなる健忘や意識がとぎれる遁走、かんしゃくを起こしたり暴力に訴えたり、空想の世界に没入して遊んだり、うそをつくという行動が加わります。いずれもわざとらしく大げさで、けいれんを起こしても、けがをしないように倒れるなど、人の関心を引く面があります。

原因


思春期までは、親の葛藤や不安をそのまま自分のものとして受け止め、たとえば両親の不仲に耐えられずに発症するようなことが多いとされます。思春期以降になると、たとえば入試への不安など、自分自身の葛藤や緊張が高まることにより発症します(「カウンセリング①」「カウンセリング②」)。

治療


不安や動揺をかかえ込んで、それを発散できないところに問題があります。精神科医によるカウンセリングで、葛藤の状態を明らかにし、コミュニケーションのしかたや自分の気持ちをコントロールする方法を学びます。

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