どんな病気?
皮膚に小さな赤みをともなったふくらみができ、境界がはっきりした発疹が広がりますが、数時間で消えます。
症状
小さなふくらみを膨疹といい、それが全身いたるところにくり返し現れ、周囲には発赤がみられ、強いかゆみをともないます。通常は数時間で消失しますが、なかには1日以上残るものもあります。
1か月以内に治るものが急性じんま疹、それより長引くものが慢性じんま疹です。アレルギー性じんま疹の多くは急性じんま疹です(「じんま疹(皮膚)」)。
原因
魚、肉、野菜などの食べ物や薬剤、イエダニ、カビ、花粉、虫刺されなどは有名ですが、意外に多いのが、かぜなどで体調が悪いときに起こるじんま疹です。
治療
原因の特定がむずかしく、抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤の使用で、症状を軽減させます。
家庭でのケア
薬の効果や眠気などの副作用は子どもによってちがうので、症状や体質に合ったものを処方してもらいましょう。汗をかくとかゆみが増すので、室温に注意し、汗でぬれた下着はまめに取り替えましょう。
また、休養は大切な治療です。体調が悪いときはむりせず休ませましょう。
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掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。