どんな病気?
アレルギーが原因で起こる発疹で、乳児にはあまりみられず、2~3歳以上の幼児に多発します。
症状
赤い、ときには白い皮膚の盛り上がり(膨疹)が急に現れます。大きさは虫刺され程度のものから、手のひらくらいのものまであり、膨疹どうしがくっついて広がることもあります。全身いたるところにできて、かゆみをともないます(「アレルギー性じんま疹」)。
これらの症状はふつう数時間で消えますが、症状が強いと、唇や口、のどの中の粘膜がはれて、呼吸困難を起こすこともあります。
原因
食べ物、薬、細菌やウイルスの感染、虫刺されなどによるアレルギーが考えられます。ふだん平気で食べていたものでも、体の調子が悪いと、じんま疹を起こすことがあります。
ほかには、ストレスによるものや、急激な温度差による寒冷じんま疹、日光に当たるとできる日光じんま疹などもあり、こちらのほうが頻度が高いようです。
治療
原因になるアレルゲン(原因物質)がわかれば、それを避けます。かゆみをおさえるためには、抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤を服用します。
家庭でのケア
かゆみは、冷たくしたタオルで冷やすと、やわらぎます。
原因を食品と決めつけ、親の素人判断で食べ物を制限するのは禁物。栄養失調の危険性があります。医師と相談しながら治療にあたるようにします。
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掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。