ウイルス性結膜炎(ういるすせいけつまくえん)

どんな病気?


ウイルスの感染が原因で起こる結膜炎です。感染力が強く、家庭内での感染予防が大事です。

症状


ウイルスが感染して起こる結膜炎で、つぎのようにわけられます。

流行性角結膜炎

 結膜と角膜にアデノウイルス8型、19型、37型などが感染する病気で、感染力が強く、はやり目とも呼ばれます。感染してから発病するまでの潜伏期間は約1週間です。
 白目が赤くなり、目やにがでて、発熱やのどの痛みなどの全身症状をともなうこともあります。

咽頭結膜熱

 アデノウイルス3型や7型の感染で起こり、春の終わりから夏にかけてプールで感染することが多いのでプール熱とも呼ばれます。高熱がでて、涙や目やにがでるなどの結膜炎症状とのどの炎症をともないます。熱は3~4日で下がり、約1週間でほかの症状もおさまってきます(「咽頭結膜熱(プール熱)」)。

急性出血性結膜炎

 エンテロウイルスの感染で起こる結膜炎で、アポロ11号が月に着陸した1969年に流行したことからアポロ病ともいいます。
 潜伏期間は1日前後で、目やにや充血のほか、白目に結膜下出血が起こるのが特徴で、痛む場合もあります。

治療


抗生物質の点眼薬や眼軟膏、消炎剤の点眼薬などを使って治療します。症状によっては、副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)の点眼を行うこともあります。
 咽頭結膜熱では解熱剤を併用します。

家庭でのケア


感染した子が目にさわり、その手がふれたものにさわるだけで感染することがあるほど、強い感染力があります。タオルや洗面用具などは家族と別にし、入浴後は浴槽や浴室をシャワーで洗い、タオルや枕カバーを使用したあとは、煮沸消毒しましょう。
 流行を防止するため、症状がなくなるまで、幼稚園・学校などは出席停止となります。登園・登校の時期については医師とよく相談してください。

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