食道裂孔ヘルニア(しょくどうれっこうへるにあ)

どんな病気?


食道につながる胃の一部が横隔膜の孔から、胸腔内に飛び出します。無症状のまま健診で発見されることもあります。

症状


症状がある場合は、胃食道逆流(「胃食道逆流(噴門弛緩症)」)が主症状です。胸やけ、胸骨の裏の圧迫感、吐きけや嘔吐などです。

原因


生まれつき横隔膜に孔があいていたり、横隔膜の形成が不十分で、幼児期以降になんらかの原因で孔があいて臓器が飛び出ます。

治療


症状がなければ、ようすをみます。裂孔が大きな場合や症状があるときは、手術で横隔膜を縫い縮めます。

家庭でのケア


症状がない場合や軽い場合は、胃食道逆流を防ぎます。家庭では、食後すぐに横にならないようにし、寝るときは頭を高くします。
図「食道裂孔ヘルニア」

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