どんな病気?
食道につながる胃の一部が横隔膜の孔から、胸腔内に飛び出します。無症状のまま健診で発見されることもあります。
症状
症状がある場合は、胃食道逆流(「胃食道逆流(噴門弛緩症)」)が主症状です。胸やけ、胸骨の裏の圧迫感、吐きけや嘔吐などです。
原因
生まれつき横隔膜に孔があいていたり、横隔膜の形成が不十分で、幼児期以降になんらかの原因で孔があいて臓器が飛び出ます。
治療
症状がなければ、ようすをみます。裂孔が大きな場合や症状があるときは、手術で横隔膜を縫い縮めます。
家庭でのケア
症状がない場合や軽い場合は、胃食道逆流を防ぎます。家庭では、食後すぐに横にならないようにし、寝るときは頭を高くします。

ベビカムは、赤ちゃんが欲しいと思っている人、妊娠している人、子育てをしている人、そしてその家族など、妊娠・出産・育児に関して、少しでも不安や悩みをお持ちの方々のお役に立ちたいと考えています。
本サイトは、妊娠・出産・育児に関して、少しでも皆さまの参考となる情報の提供を目的としています。
掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。