肌の新陳代謝のサイクルは1か月
肌は、およそ1か月サイクルで、新陳代謝をくり返し、健康で新しい肌に生まれ変わります。しかし、不規則な生活やバランスの悪い食生活、まちがったダイエットをつづけていると、このサイクルに狂いが生じ、新しい肌がつくられないまま古い細胞が残り、ガサガサした肌になってしまいます。高価な化粧品より、まずは毎日の生活を見直しましょう。
からだの不調は肌に現れます
皮膚は、内臓のようすを映し出す鏡といわれます。栄養状態、生活リズム、生活習慣の乱れ、ストレスなどは、肌が荒れたり、血流が悪くなって目の下にうっ血が起こりクマのように見えるなど、さまざまな肌のトラブルとなって現れます。
肌の老化は20歳をすぎたころからはじまります。しみ、そばかす、しわなど、新陳代謝の衰えとともに現れる肌のトラブルは、ある程度はしかたがない、肌の老化現象です。
ただ、この肌の老化のスピードを早めるのも、ゆるやかにするのも自分しだい。紫外線をできるだけ避ける、毎日の洗顔で肌を清潔に保つ、肌を乾燥させないなど、あたりまえのことが肌をすこやかに保つ基本です。
肌のトラブルの原因
●ゴシゴシ洗い
ボディブラシやナイロンタオルで、強く洗うのは、皮膚を保護する角質にうるおいを与える皮脂膜を洗い落としているようなもの。皮膚はザラついてきて、褐色の色素沈着が起こります。手で洗うだけで十分。
●石けんが肌に合わない
たとえば粒状の洗顔料を使って顔を洗うと、角質がはがれ落ちて皮膚炎の原因に。かぶれやすい肌には無刺激、無香料のものを。
●化粧品によるかぶれ
値段に関係なく、化粧品には肌との相性があります。肌にかゆみやかぶれが現れたら即、使用を中止します。無香料や低刺激のものでも、はじめて化粧品を使う場合は、かならずサンプルで試してみること。
●化粧したままで洗顔のし忘れ
化粧を落とさないまま寝てしまうと、汚れによって肌の新陳代謝が阻害されて、ガサガサ肌や、くすみの原因にもなります。
●喫煙の習慣
タバコを吸うと、「美肌のもと」のビタミンCが失われ、肌のうるおいやつや、張りなどもなくなります。また、肌荒れやしみ、しわの原因にも。
●紫外線、乾燥
紫外線を浴びると、メラニン色素が沈着して、しみとなり、そばかすは色が濃くなります。乾燥は肌の水分を失わせます。冷房や暖房による乾燥に注意を。
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