心疾患のある人の日常生活と注意点(しんしっかんのあるひとのにちじょうせいかつとちゅういてん)

 心臓に負担をかけないために、過激な運動や過労を避け、減塩と安静を心がけます。かぜなどの感染症をきっかけに合併症が起こることもあるので注意。かかったら早期の治療がたいせつです。抜歯の際には心臓の内膜が細菌感染を起こしやすくなるので、むし歯の予防につとめます。
 先天性心疾患の幼児や児童の運動については、本人の自主性にまかせながらも医師に指示された適応範囲を守ります。妊娠・出産は、多くの場合が可能です。設備の整った病院を選び、内科医と産科医の指導のもとにのぞみましょう。なお、先天性心疾患のある人はいろいろな公的医療サービスを受けることができます。地域の自治体の福祉課や病院の窓口に相談を。また最近は、成人の先天性心疾患を専門に診察する外来を設けた医療機関もでてきています。

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掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。

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