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立会い予定の夫がいない!助産師さんが探しに行くと…【出産体験談】

待ちに待った赤ちゃんの誕生。その感動の瞬間を夫婦で一緒に迎えたいという方も少なくないでしょう。お産のスタイルのひとつとして、立ち会い出産ができる病院や、それを選択するパパとママも増えてきました。今回は立ち会い出産をした、ある夫婦の体験談を紹介します。

2019-06-12更新

貧血を起こした人

お産の途中に突然消えた夫。血が苦手で病室で失神しかけ…!?

5年前長男を出産した際の話です。当時都内に夫婦2人で住んでおり、病院が近いと言う事で里帰りはせずに出産予定でした。予定日前日の健診で「近日中に産まれるかも」と言われ、その夜痛みが…!「陣痛かなー、でも前駆陣痛かもしれない。様子をみよう」なんて思っていたら、22時頃パンという音が!

急いで病院に駆け込んだところ、やはり破水しており、子宮口も5cm開いていたため、入院になりました。時が進むにつれ痛みが増す陣痛。主人が腰をさすったり飲み物を用意してくれてたのですが、日付が変わる頃には何だか眠たげ…。「こっちは寝てられないほどの痛みなのに…!!」とイラつき始めた深夜2時頃、子宮口が全開に! その後、容赦なく来る陣痛に耐えながら分娩台まで移動したまでは良かったのですが…分娩台に上がった途端、遠のいていった陣痛…。子宮口全開の状態で、陣痛促進剤を使う事になりました。

点滴を入れ始めた時の事です。「俺、ちょっと水飲んでくるわ」といって一旦病室に戻った主人。そして1人、陣痛の痛みに耐える私。その後、何分くらい経ったかわからないのですが、陣痛促進剤が効果を発揮し始め、再び陣痛が波に乗って来て「さあいよいよ!」と言う時に、助産師さんが一言。「あれ、旦那さんは?」

「病室に戻ったきり」と伝えたところ、急いで助産師さんが主人を呼びに行き、無事に戻ってきて、どうにか無事長男の出産に立ち会えました。

実は血が苦手な主人。仕事上がりで疲れていたことと、私が点滴をするときに血を見たことで自分の血の気が失せたようで、病室で失神しかけていたらしいのです…。「そりゃ戻ってこないはずだ」と思いつつも、「いや、その間こっちは死に物狂いだったんだから…!」と思った私は鬼嫁なのかしれません。

あれから5年、そんな主人も3児の父になりました。その後の立ち会い出産では失神する事はありませんでしたが、未だに血は苦手なようです(笑)
(栃木県/毎日がパラダイス/30歳)

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パパにも立ち会うためのからだや心の準備が必要です。出産では、今まで見たこともないママの表情、聞いたこともない声や信じられないぐらい強い力を感じることでしょう。そんなママの姿を見て、パパも冷静ではいられなくなるケースが多いもの。立ち会うと決めたら、パパも陣痛から出産までの流れを頭に入れておき、立ち会い出産での自分の役割をきちんと把握しておくことが大切です。

また、ママが痛みに苦しんでいる時は、パパににどんなことをしてほしいかを夫婦で事前に話し合っておき、出産当日にしっかりサポートできるようにしましょう。

ただし、体験談のように、パパもずっと頑張っていると、気分が悪くなったり、倒れてしまうこともあります。自分の体調にも気をつけながら、出産までしっかりママをサポートしてあげてくださいね。

ベビカムでは、みなさんからの出産体験談を定期的に更新しています。

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