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【ベビカム相談室】子どもを虐待してしまいます…育児がしんどいです

2歳の子どもを育てるママの「虐待」に関するお悩みに、明橋大二先生(真生会富山病院心療内科部長・精神科医)がアドバイス!「ベビカム相談室」では妊娠出産・子育てに関する悩みに専門家や先輩ママたちが回答するコーナーです。

2019-05-13更新

虐待

2歳児ママの「虐待してしまいます」というお悩み

子どもにイライラしてつい叩いてしまった…という経験があるママは少なからずいるのではないでしょうか。虐待のニュースが報じられると「もしかして自分も…?」と、ドキッとすることもあると思います。

今回の相談者(36歳女性)も「虐待してしまいます。育児がしんどいです」というタイトルで『ベビカム相談室』にお悩みを投稿。子どもを叩いてしまう現状に、不安を抱いている様子が伝わってきます。

「2歳7ヶ月の男の子がいます。毎日のようにイライラしてすぐ怒ったり怒鳴ってしまいます。この前初めてお尻を強く叩いてしまいました。今日もまた叩いてしまいました。どんどんエスカレートしてしまいそうで怖いです」

「夫の休日にお願いすれば子どもを見て貰えることもありますが、結局心配になったり、家事がたまったり…。夫が疲れたアピールをするため、気を遣って心が休まらないので、あまり頼みたくありません。幼稚園まであと1年だから頑張ろうと思っても、毎日つらいです。いい母親でいたいのに自分の欲求ばかり出てきてしまいます」と、ご主人にも頼れず、1人で悩みを抱えている様子です。

子どもを叩いてしまう現状をどのように解消していけば良いのでしょうか? 専門家に聞きました!

明橋大二先生(真生会富山病院心療内科部長・精神科医)のアドバイスは…

「2歳7ヶ月というと『魔の2歳児』真っ只中ですね。この世で最も手がかかる生きモノです。お母さんが疲れ果てて、ついついキレてしまうのも無理ないと思います」と、ママの心に優しく寄り添う明橋先生。

「確かに、子どもを叩いてしつけると、その時は言うことを聞くかもしれません。しかし、叩く期間が長期にわたると子どもの攻撃性が高まる、反社会的行動が増えるなどのリスクが増えるので、良くないと言われています」と、しつけのために子どもを叩く行為は良い対応とは言えないそう。

一方で「ご相談を拝見すると、親御さん自身、叩いてしまうことに悩んでおられるわけですから、私はそれだけでもすばらしいことだと思います。だからこそ、ここに相談もされているのだと思うし、そういう気持ちがあれば、私は必ず改善に向かうと思っています」と先生は言います。

では、具体的にどのように対処していけば良いのでしょうか?

「何よりも先に助けを求める相手は、ご主人です」

明橋先生いわく「このように相談される、ということは、もうすでに奥さんとしてはギリギリのところまで来ている、ということだと思います。それは決して奥さんが忍耐力がないとか、母性が足りないとかいうことではなく、2歳児を一人で育てていたら、どんな立派な母親でも、そうなるのです。そういうことに、ご主人は気付くべきです。なぜなら、ご主人も子どもの親であり、あなたのパートナーだからです」と、今一番必要なのは「パパのサポート」とのこと。

「もちろん、ご主人ではなく、実家を頼るのもいいし、一時保育を利用するのもいいと思います。ファミリーサポートとか、ホームスタートなど、さまざまな支援も整備されつつあります。もっともっと人の力を借りていいと思います。でも、まず何よりも助けを求めるべきなのは、私は、ご主人ではないかと思うのです」

回答では、パパに育児をお願いするときのコツもアドバイスしています。また、相談者の気持ちが「わかります」という先輩ママたちからも、多くのメッセージが届きました。もし同じように「子どもを叩いてしまう…」と悩んでいるママがいたら、こうした匿名のネットの相談室でも構いません。まずはイライラや不安を誰かに話してください。投稿することが何かが変わるきっかけになれば幸いです。

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Q.虐待してしまいます。育児がしんどいです。

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