仕事のストレスや育児疲れをリフレッシュ!
育児で疲れがたまっているなと感じても、なかなかリラックスするための時間がとれない…そんなママたちにおすすめなのが芳香浴、つまり「アロマテラピー」です。
アロマテラピーとは「アロマ=香り」「テラピー=療法」という意味で、ヨーロッパから伝わってきたもの。ハーブなどの植物からとったエッセンシャルオイル(精油)の持つさまざまな作用を用いた民間療法です。
市販のアロマデフューザーを使えば気軽に香りを楽しむことができますが、ここではアロマデフューザーがなくても自宅で簡単に「香りでリラックス」できる方法をご紹介いたします。
【エアコンの吹き出し口に】
エッセンシャルオイルを10滴程度キッチンペーパーに含ませ、エアコンの吹き出し口に貼ると、部屋の消臭になります。ラベンダーやオレンジやティートリーの香りを使うのがおすすめです。
【ルームスプレーに】
霧吹きにアルコール5mlとエッセンシャルオイル6滴を入れて混ぜ、精製水を25ml入れてよく振ったら出来上がり。
【枕カバーや枕元に】
安眠作用のあるラベンダーやベルガモット数滴をティッシュペーパーに含ませ、枕元に置くと、やさしい香りに包まれてぐっすり眠れます。
【アロマバスに】
キャリアオイル20~40mlとエッセンシャルオイル10~15滴を調合したオイルをつくります。浴槽のお湯にオイルを混ぜ、約15分つかります。お湯の温度は40度以下に。オイルは揮発性が高いので、入る直前に混ぜるのがポイント。
イライラや不眠…タイプ別におすすめの香りをチェック
オイルの効能はそれぞれ。香りだけでなく、自分のからだや心の状態に合ったものを選ぶのがおすすめです。
<ラベンダー> イライラしているときや、不安を感じているときに。
<ベルガモット> 不安があったり、落ち込んでいるときに。
<クラリセージ> 気持ちが沈んでいるときに。
<ゼラニウム> 気持ちを落ち着かせたいときに。
<イランイラン> 不眠症に、精神が緊張しているときに。
<サンダルウッド> ストレスによる精神的な疲労を感じているときに。
エッセンシャルオイルは子どもが触ったり誤飲したりしないように、気を付けましょう。赤ちゃんは避けた方が良い香りもありますので、その点に配慮しながら芳香浴を楽しんでくださいね。
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