子どもの偏食がひどいというお悩み
「野菜を食べない」「肉・魚が苦手…」など、子どもの偏食に悩むママは多いよう。今回の相談者・enjyuさん(39歳女性)もその1人です。
「3歳の子どもの偏食がひどくて困っています。野菜はトマトとブロッコリーだけ、肉・魚はほとんど食べず…。まともに食べるのは、食パンとコーンスープくらいで、白米も嫌がって、ひどい時はお茶わんを床に投げ捨てます。子どもの偏食を治すために、どうしたらいいのでしょうか?」とのこと。
マタニティスイミング講師として80歳まで指導を続け、現在も栄養士の資格と経験を生かしてママたちの悩みに答える金澤先生に、子どもの偏食の対処法について聞きました。
金澤直子先生((財)日本体育協会公認水泳マスター上級教師)のアドバイスは…
金澤先生が30年以上開催している「カンガルークラブ(妊婦水泳卒業生の子連れ会)」でも、偏食についてのお悩みはよく聞くそう。その都度「年齢に“つ”がつく間は焦らないこと」と話しているのだとか。先生の経験上、子どもが「ひと“つ”(1歳)」「ふた“つ”(2歳)」…と年を重ね、「とお(10歳)」を迎える頃になると「パクパク食べるようになった」という母親が多いと言います。
その上で「お子さんは「みっ“つ”(3歳)」なので、まだ少し時間がかかるかもしれませんね」と金澤先生。白米については「小学校に上がる頃までは、白米を嫌がる子が多いようです」と、炊き込みご飯やチャーハンなど、味付きのご飯にしたり、ふりかけなどを活用したりするのがオススメとのこと。
また、野菜嫌いについては、金澤先生自身がお孫さんの野菜嫌いに悩んだ経験から「ベランダを利用して野菜を育てる」ことをアドバイスします。加えて「食事の時は必ず親も一緒に食べて『おいしい』という表情を見せることも大切です。子どもは好きな人のマネをするものです」とのこと。
回答では、食事の栄養バランスについて学ぶ方法も紹介しています。お子さんが偏食でお困りのパパママはチェックしてみてくださいね。
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Q.偏食がひどい3歳…栄養不足にはならない?
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