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短時間で命の危険も!子どもを車内に残したままのキー閉じこみに要注意!

暑い夏は、冷房の効く車での移動は快適ですよね。ただ、車を利用するにあたって気を付けたいのが、子どもを車内に残したままのキー閉じこみ。締め切った車内はすぐに危険なレベルまで暑くなるので注意が必要です。

2019-08-14更新

車内に子どもがいるキー閉じ込みが月に200件以上

JAF(一般社団法人日本自動車連盟)が発表したデータによると、昨年8月のキー閉じ込みによる救援要請のうち、車内に子どもが残されたままのケースが全国で246件発生しています。さらにその中で、緊急性が高いとしてドアガラスを割るなどの対応をしたケースが8件ありました。原因の多くは、「子どもが誤ってロックを操作した」というものでした。

エンジン停止後の車内はすぐ危険な暑さに

熱中症の危険度を示す指標に暑さ指数(WBGT)があります。JAFが実施した車内温度の検証テストによると、気温35℃の炎天下に駐車した車内の熱中症指数は、エンジン停止後5分で急上昇し、わずか15分後には人体に危険を及ぼすレベルになりました。日陰に駐車した車内でも、その温度差はわずか約7℃とさほど変わりません。

子どもを残したまま、車から離れないで!

乳幼児は体温調節機能が未発達のため、車内熱中症の危険が高まります。たとえエンジンをかけたまま、エアコンを作動させて車から離れたとしても、ガソリン切れでエンジンが停止してしまう可能性も。

過去にJAFが実施したアンケート調査で、「子どもを車内に残して車を離れたことがある」と回答した人が約3割いました。その理由として、「子どもが寝ているから」「すぐに車に戻るから」といった理由が挙げられていました。確かに、寝ている子どもを連れて行くのは面倒です。ですが、車内熱中症以外にも、大人がいない間にさまざまなトラブルに遭遇する危険性もあります。悲しい事故を防ぐためにも、子どもを車内に残したまま、車から離れることは絶対にしないようにしましょう。

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