上体は起こすとらく
せき込んだときは、赤ちゃんや幼児なら縦抱き、大きい子ならすわらせて、背中をさすってあげましょう。
寝かせるときは、折りたたんだふとんなどに背中をあてて寄りかからせ、上体を起こします。幼児ならラックを利用して、上体を高くするのも方法です。ぜんそくの発作のときは、おなかにクッションなどをあて、上体を折り曲げるようにすわらせると、呼吸がらくになります。たんなどの分泌物が多いときは、上向きではなく横向きに寝かせ、のどにつまらないようにします。
室内は加湿し、水分を多めに与え、たんを切れやすくします。
図「せきがでたときの休ませ方」
せきがでて苦しそうなときは上体を起こした姿勢に。背中を軽くたたいてあげると、たんがでやすくなります。
市販のせき止めに頼らないで
せきには、ウイルスや細菌、異物などを体外に排出する役目もあります。むやみに素人判断でせき止めを使わないように注意します。せきのために眠れなかったり、体力の消耗がはげしく、緊急的に市販薬を使う場合は、かならず子ども用にして、回数や用量を守ります。
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