歯が生えかわる時期に痛みがあれば歯科医に相談を
6~7歳になると、永久歯への生えかわりがはじまり、12歳前後で第三大臼歯(親知らず)を除く28本が生えそろいます。生えかわりが近づくと、乳歯の根は吸収されて短くなり、グラグラしてきます。根が完全に吸収されると、乳歯は自然に抜け落ちます

ただし、歯が生えかわる交換期に痛みがあったり、永久歯の生える余地がなかったり、乳歯が抜けないうちに永久歯がでてきたようなときは、歯科医に相談しましょう。
6歳臼歯(第一大臼歯)はむし歯に注意
乳歯の奥歯のさらに奥に顔をだす永久歯が、第一大臼歯。6歳前後で生えてくるので、6歳臼歯と呼ばれます。
6歳臼歯は、かむ力がたいへん強く、永久歯の歯ならびの中心になる大事な歯です。しかし、6歳臼歯は、非常にむし歯になりやすい歯でもあるのです。
その理由は、①生えはじめはエナメル質が未成熟で弱い、②生えはじめは歯の頭が低く歯ブラシが届きにくい、③上下の歯がかみ合うまでの期間が長いので汚れやすい、④溝が複雑で汚れがたまりやすい、といったことがあげられます。
日ごろから口の中を観察して、生えはじめをキャッチしましょう。6歳臼歯がでてきたら、歯ブラシの毛先がきちんと歯にあたるようにみがいて、むし歯を予防しましょう。

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