学校で行われる健診(がっこうでおこなわれるけんしん)

図「無題」 小・中学校では、毎年定期的に校医による児童・生徒の健康診断を行います。目的は、病気の予防、異常がわかった場合の治療の指導のほか、病気によっては、体育の授業やクラブ活動などの運動を制限するためです。
 また、学校健診は、成長とともに病気にかかりにくくなり小児科医にかかる頻度も少なくなった子どもの健康状態を知る意義のある機会でもあります。
 健診の検査項目は、学校保健安全法施行規則において定められています。項目は①身長・体重 ②栄養状態 ③脊柱および胸郭の疾病・四肢・骨・関節の状態と異常の有無 ④視力・聴力 ⑤眼の疾病と異常の有無 ⑥耳鼻咽喉疾患、皮膚疾患の有無 ⑦歯・口腔疾患および異常の有無 ⑧結核の有無 ⑨心臓の疾患および異常の有無 ⑩尿 ⑪そのほかの疾患および異常の有無です。
 以前まで身体計測として実施していた胸囲、座高測定は、全員の必須検査ではなくなりました。視力検査においても、日ごろからめがねやコンタクトレンズを使用している生徒について、裸眼での視力測定が省略されています。色覚検査は平成15年から行わないことになりました。ぎょう虫検査も平成27年から廃止されています。
 健診は子どもの成長と健康状態を知るいい機会です。日ごろの健康づくりのヒントとして役立てましょう。

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