冷気による障害(冷房病)(れいきによるしょうがい)

 冷房の冷気や急激な温度変化のせいで、体がだるい、肩がこる、体が冷える、疲れやすい、下痢をする、神経痛になる、生理痛がひどいなど、さまざまな症状が現れるのが冷房病です。

冷房病対策は体を冷やしすぎないこと


 部屋を冷やしすぎたり、あるいはエアコンの送風口からでる冷気を体に直接浴びたりすると、体が冷えて血管が収縮し、血行が悪くなります。そのため体温を上げるのに必要な酸素や栄養素が、体のすみずみにまでいきわたらなくなり、いろいろな症状がでます。また、外気温と室内の温度差がはげしいところをひんぱんに出入りすると、体温調節がうまくできずに起こります。
 予防には、体を冷やしすぎないほか、あたたかい食べ物をとります。
図「冷房病対策①」
外出時には薄いジャケットなどを持参する。
図「冷房病対策②」
冷房温度は26~28℃、外気との温度差は-5℃以内。
図「冷房病対策③」
あたたかい飲み物、食べ物を積極的に摂取する。
図「冷房病対策④」
吹き出し口からの冷風を直接浴びないようにする。

ベビカムは、赤ちゃんが欲しいと思っている人、妊娠している人、子育てをしている人、そしてその家族など、妊娠・出産・育児に関して、少しでも不安や悩みをお持ちの方々のお役に立ちたいと考えています。
本サイトは、妊娠・出産・育児に関して、少しでも皆さまの参考となる情報の提供を目的としています。

掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。

今すぐ病院検索&予約
待ち時間なくラクラク受診♪

近くの病院を探す

関連するキーワード

冷房 温度変化 だるい 肩こり 冷え 下痢 神経痛 生理痛がひどくなる 冷やしすぎ 冷房対策 外気温 血行が悪くなる 冷房病 冷気による障害 冷気

関連記事

「夏の健康管理のポイント」
「内科的スポーツ障害を防ぐ」
「夏に注意したい体のトラブル」
「車の中に子どもを放置しない」
ベビカム医学辞典
powerd by babycome