尿路結石症(にょうろけっせきしょう)

どんな病気?


尿路に石ができて、血尿など、いろいろな障害が起こる病気です。

症状


コーヒー色の血尿がでたり、急に背中やわき腹が痛んだりします。血尿がみられるのは、排尿をするときに石が尿管や膀胱、尿道などに移動して、尿路の粘膜を傷つけるからで、強い痛みをともないます。

原因


石は尿の成分(カルシウムなど)の一部が、尿路の中にたまったもの。石ができた部位によって腎結石、尿管結石、膀胱結石、尿道結石と呼びます。子どもにはまれな病気で、多くは原因不明です。しかし先天性の代謝異常や副甲状腺ホルモン異常など内分泌の病気に合併して起こることがあります。

治療


まず、尿路の異常の有無を調べ、尿といっしょに排泄された石の成分を分析して、それに応じた治療をします。

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