レット症候群(れっとしょうこうぐん)

 レット症候群は1965年に発見された女の子だけにみられる神経疾患です。生後6~18か月ころまでは正常に発達しているようにみえますが、しだいに頭囲の発育が遅れ、それまでに獲得していた言葉や手の機能が奪われ、同時に両手をもみ合わせたり、握りしめたりする手の常動運動が生じます。
 脳性まひ(「脳性まひ」)、自閉症(「自閉症」)などと誤って診断されるケースも多く、原因も治療法もわかっていません。女の子の1万~1万5000人に1人の割で発症し、現在、日本に約5000人の患者がいると推定されています。1991年に小児慢性特定疾患に指定されました。

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